白馬八方尾根・八方沢/山スキー
兎平〜八方池〜下の樺〜八方沢〜八方池〜兎平
北アルプスの山麓に雪無し。記録的な寡雪である。初日は様子見で八方沢へ。
■往路交通 茅野起点〜中央道〜長野道〜豊科ＩＣ〜オリンピック道路〜白馬八方尾根スキー
場
■山域 北アルプス・後立山
■メンバー 単独
■天候 曇り/晴れ
 １０：１１ ゴンドラ終点からクワッドリフトに１本のり、最上部の運休中のリフト沿いを登りきって八
方池山荘に到着。ガスの八方はホワイトアウトが怖い。ＧＰＳをかざしてみたが、衛星を２個しか
捕捉できず計測不能。
 所詮は八方。かまわず歩き出す。シールはまあまあ効く。
 白馬岳。強風が吹きすさぶ、寒い。
 登るしたがって上空のガスが薄くなってきた。
 １１：１３ ガスの上に出た。下は雲海。不帰がきれい。
 丸い頂上が八方沢のドロップ地点だ。ハラが減ったが強風で行動食を落ち着いて食べる気がし
ない。
 八方沢の斜面。激パウかクラストか。雪崩は？
 五竜、鹿島槍。
 １２：０５ 雪のない尾根、帰りは大変。下の樺から八方池のあたり。
 不帰岳。そろそろシールを外しますか。
 １３：０３ 八方沢にドロップ。風にたたかれた硬めのパウダー、贅沢は言えない。
 この後かなり下まで滑ったが、稜線への登り返しでシールが貼り付かずツボ足のラッセルとなっ
た。
 １４：２０ ガスの中を尾根に沿って八方池山荘に舞い戻る。新雪ゲレンデ専用から山用に転用
のバンディットＢ３。長さが短いのと幅が広いのとでブーツの強化が必要と感じた。
後記
狭い尾根上は硬いシュカブラにハイ松と岩の露出で帰りの滑りはひどかった。一度ホワイトアウ
トで登りの登山道をゴンドラ方向と感違いして八方のワナにはまりそうになった。行きの記憶を賢
明に手繰り寄せて感覚を反転。Ｂ３用にあつらえたモンタナのシールは登り返しの再使用で接着
不良が発覚しツボ足のラッセルとなった。幅広のファットはシュカブラを叩き割るパワー無し。い
ろいろ勉強させていただきました。
DATA
 青：上り
赤：スキー下り
トラッキングは手書き
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