無雪期登山 2007年11月3
阿蘇根子岳・天狗峰往復/登山+岩登り
ヤカタガウド〜天狗のコル〜天狗峰
紅葉前線に合わせて折角の紅葉を楽しむ。今週は標高1433Mの根子岳天狗峰へ。

■往路交通 別府〜やまなみハイウェイ〜宮地〜国道265号〜ヤカタガウド入り口
■山域    阿蘇
■メンバー  単独
■天候    晴れ


10:22 やる気の無さが災いして朝寝坊。堰堤の増設でこうした駐車スペースが各所にある。 道は1車線ギリギリ、両側に雑草が繁茂して車がこすれる。


道のどんずまり近くはこうなっていた。


ヤカタガウドの入り口。ここまでの堰堤は、5つくらいを道なりに全て左から越える。


ヤカタガウドはコケが多い涸沢。最初はうす暗いゴルジュ。


ゴルジュを抜けるとこんな感じ。上に天狗峰が見えてくる。


11:26 天狗のコルに到着して地獄谷を見下ろす。


コルから鍋平方面を見る。シロモジやイチョウの黄色が混じってきれいだ。


11:39 上から2名が懸垂下降してきた。今日は人が多い?。コルでハーネスをつけ準備。腹 が減ったのでまずは昼食。


天狗のコルから東峰に至る縦走路。


先ほど2名が懸垂で降りてきた目前の岩を登る。ルートは岩峰の右手。鎖が垂れ下がっている のでザイルのビレイポイントに使ったが、上で回収しようとしたら引っかかってしまった。1回下降 してもう1回上りなおす。ヤレヤレ。W-くらいのグレード、簡単。


岩峰に登って下見るとこうなっている。やせた尾根、右も左もスッパリ切れ落ちている。


岩峰のリッジ上にあるテラス。錆びたアングルハーケン2本、チョック1個、錆びたボルトがセット されているがどれも信用ならない。ここから岩を抱くような感じで左から上に抜けると岩峰の上に 出る。


地獄谷側は高度感有り。


天狗峰の頂上に向かう。


元々登山道があったところなので岩峰から頂上まで困難な箇所は無い。ただし左右は切れ落ち ているので滑ったり、こけたりは厳禁。


12:49 天狗峰の頂上は超平凡な所だ。


マジックで根子岳と書かれた小さな標識を発見。


前原側はこんな感じ。


地獄谷の覗き。


12:51 頂上最西端から西峰の眺め。この先はやせ尾根の下降と25Mの懸垂下降がある。縦 走は手前の板の様な3峰を乗り越えてゆく。


天狗を後にする。


13:13 岩峰の下降点。1人で西峰から縦走してきたスゴイ人。


13:18 懸垂下降終了。突き出た岩に支点がある。右上が天狗の頂上。


13:24 下山。登山道から懸垂岩峰の見上げ。


有名なメガネ岩。後でWEBをみてわかったが、崩落して穴の形が変わっていた。


ヤカタガウドを下る。


下山の途中から稜線の振り返り。


10年前はガラ沢だったがこんなになってしまった。


14:11 ご帰還。


駐車場所から。


後記
往路の山なみハイウェイの牧ノ戸付近は車でいっぱいだった。根子岳の北面は盛りを過ぎてしま ったが南面は紅葉見頃。ドウダンの赤に黄色が混じって九重とは違う色合いで美しかった。下降 器に使ったルベルシーノは具合がよいので軽量ハ−ネスとあわせて今後の標準装備に決定。


DATA
山域 阿蘇くじゅう国立公園・阿蘇山
所在地 熊本県
日時 3月2日
メンバー 単独
主要装備 キャラバン柳又(ステルスラバー)、25Lザック、4DM長袖、ブレスサーモ長袖、 ハーネス、8mm30mザイル、下降器、シュリンゲ、0.6L水筒
天候 晴れ
コース ヤカタガウド―天狗のコル−天狗峰頂上−ヤカタガウド

コース概要)

トラッキングは手書き


天狗峰、天狗のコル側ルート図