無雪期登山 2008年5月25日
祖母・ウラ谷右股/沢登り
尾平〜ウルシワ谷〜ウラ谷〜縦走路〜黒金尾根〜尾平

低山の夏は沢でしょうという事で祖母うるしわ谷から分岐するウラ谷へ向かってみる。グレードが 高いことで有名な沢であるが、実際遡行してみると意外と楽しめる沢であった。

■往路交通 別府〜大分自動車道大分IC〜大分自動道米良IC〜国道10号〜国道326号〜 国道502号〜緒方町〜県道7号〜尾平
■山域    祖母傾山
■メンバー  単独
■天候    晴れ


6:54 尾平発。3連休の中日だけあって今まで見たこともない車の数。この時間にして自分が 最後のようだ。


いつもの祖母の稜線。今日は暑くなるでしょう。


7:17 うるしわ出合いの一見三俣。左から行く。


7:22 入渓するとすぐに出てくるトモエム落とし。まずはウルシワ谷を遡行する。


ウラ谷に入る。


7:40 細長淵は深い。左に上がって通過する。


倒木の山が数箇所ある。


甌穴がたくさんある。


7:55 ウルシワと並ぶ祖母の”奥座敷”を堪能する。


沢幅狭まる。


8:43 ウラ谷に入って最初に出る特徴あるCS滝。


CS滝の上から。


8:52 特徴ある大型の二条滝。シャワーを浴びてメガネが曇る。何回か試登するが真ん中が 正解のようだ。ホールドが遠く難しい、75度くらい、上で傾斜が緩む。


9:02 こういうのが一杯出てくる。枚挙に暇なし。難しそうに見えるが近づくとルート(弱点)が見 えてくる。


上から。


棚とも滝ともつかない。


9:11 すりぬけ困難なCS滝は右からすり抜ける。


意外と高さがあるんですね。落ちればアウト。


水のないゴーロが長く続く。


9:26 うるしわにあった様なボルダー地帯。


というか土石流の痕?


ルンゼの様相を呈してきた。


9:47 水流が消え涸棚のような段が多くなる。


野アジサイ。


涸棚を上から。


10:00 直登出来なかった涸れたCS滝。右を巻いたが物凄いすず竹の藪。


沢芯に戻ってガレを登る。上空が開けてきた。


稜線が近い。


10:42 すず竹を10分ほどこいだら縦走路に出た。祖母の頂上が見える。


10:48 少し歩いてウラ谷岩鼻展望台から天狗岩。


天狗岩と白いムシカリの花。黒金尾根を下る。


11:16 天狗の水場で藪こぎで汚れた衣類を洗う。


12:25 音ばかりで川上渓谷が見えない展望所。


13:05 ご帰還。まだ誰も下山してないようだ。


後記
祖母周辺の沢では難しいことで有名だが側壁が立って逃げ場のないスリウス谷に比べれば高巻 き自在でストレスは少ない。中上流部の長いゴーロ地帯はただ歩くだけの無駄な行程で、ここの おかげで谷全体の登攀印象が薄くなってしまった。


DATA
山域 祖母傾国定公園
所在地 大分県
日時 7月20日
メンバー 単独
主要装備 キャラバン柳又(ステルスラバー)、20Lザック、4DM半袖、ハーフタイツ。7
mm30mザイル。0.6L水筒
天候 晴れ
コース 尾平―うるしわ谷―ウラ谷−稜線(縦走路)−ウラ谷岩鼻展望台―黒金尾根
―尾平

ルート概略/GPSトラッキングデータ
青:上り(登りのみトラッキングは手書き)
赤:下り