無雪期登山 2008年9月21日
傾山・ドウカイ谷左俣/沢登り
九折鉱山〜観音滝〜ドウカイ谷左俣〜坊主尾根〜九折鉱山
ようやくゴーサインが出たものの天気予報は早い時間帯から雷雨である。速攻でいけば雨が降る 前に下山できるだろう。

■往路交通 別府〜大分自動車道米良IC〜国道10号〜国道326号〜国道502号〜緒方町〜 県道7号〜九折鉱山傾山登山口
■山域    祖母傾山
■メンバー  単独
■天候    曇りのち雨


6:07 緒方町を通過。ガスガス。


7:07 登山口を出発。上空の雲は薄い。車は他に2台。上の休憩所に登山届けがあったので記 帳して出る。半袖とセミロングタイツのいつものスタイル。少し肌寒いくらいだがすぐに暑くなるでし ょう。


7:34 観音滝は水量が多く、いつもの倍以上の幅がある。


観音滝の上。ここは豪雨時に渡渉できなくなるところだ。万が一流されるとすぐ下の観音滝から落 っこちることになる。


7:39 観音滝の上からドウカイ谷に入渓する。


入渓するとすぐに出てくる壊れた金属堰堤。


しばらくはゴーロの沢が続く。祖母と違ってヌメリがきつく何でもないところが滑って危険。転倒厳 重注意。


7:54 最初に出てくる釜つきの小滝。右をへつって落ち口に抜けるが水勢が強い。


7:57 顕著な2股になる。上に堰堤が見えるのが左俣。


右俣の様子。


左をつめるとゴルジュの滝がある。水勢が強く水流直登は無理。左壁を登るがコケで滑って非常 に悪い。


8:06 堰堤の上はガレ沢。


8:11 林道直下。傾の沢は必ず豊栄林道を横切らなければならない。


8:13 林道に出る。


林道を右にたどって右俣に行ってみる。右俣の”左”にある作業小屋。


8:18 右俣は薄暗い貧相な沢である。やる気をなくして左俣に戻る。


8:30 左俣出合いの大きな堰堤を右から越えると広大な崩壊地形になる。


崩壊土砂からのぞいている沢床。


8:50 土石で埋まる伏流地帯。上で滝が出ること期待。


8:56 土砂がなければ。。。


9:05 伏流地帯を過ぎると急なガレ場になる。このまま終わりそうな雰囲気。。


9:16 不安定な岩が積み重なる急なガレを四つん這で登る。完全にツメの様相。


9:27 沢のツメが尾根に吸収されて終わり!右の尾根に上がる。


9:31 尾根に上がると露岩帯が待ち受けていた。


9:36 露岩帯を登ると坊主尾根に出た。空模様が怪しい。さっさと下りにかかる。


10:17 林道出。雷が鳴りだす。


10:37 青鉄橋から九折川の流れ。雨が降り出す。


10:43 何とか天気はもってくれました。


10:45 小雨の中をご帰還。


11:03 車出す頃には土砂降り。


後記
出合いは貧相だが右俣が正解かもしれない。地図上では左が本流でWEB上に記録の無い左俣 に興味を示すが踏査してみると土砂崩壊が最後まで続いてガッカリな結果となった。右俣は次回 の宿題。


DATA
山域 祖母傾国定公園・傾山
所在地 大分県
日時 9月21日
メンバー 単独
主要装備 20Lザック、セミロングタイツ、0.6L水筒、キャラバン柳又、4DM半袖、30Mザイ
天候 曇りのち雨
コース
九折鉱山−観音滝−ドウカイ谷−坊主尾根−九折鉱山


コース概略
GPSトラッキングデータ