無雪期登山 2008年9月27日
傾山・ドウカイ谷右俣/沢登り
九折鉱山〜豊栄林道〜ドウカイ谷右俣〜坊主尾根〜九折鉱山
前回パスした右股が気になってしかたがない。沢は今週がラストチャンスになりそうである。なら ば行くしかないだろう。

■往路交通 別府〜大分自動車道米良IC〜国道10号〜国道326号〜国道502号〜緒方町 〜県道7号〜九折鉱山傾山登山口
■山域    祖母傾山
■メンバー  単独
■天候    曇り


7:06 傾山登山口を出発。外気温は14.5℃。先週より5℃以上低いが半袖で出る。


晴れ予報だが現地は今にも降り出しそうなドス曇りである。


7:27 観音滝の水量は通常レベルに戻っていた。


7:46 堰堤に辟易して今回は豊栄林道からアプローチする。左俣出合の堰堤前を通過。


7:49 右俣に入渓する。出だしはさえないゴーロの沢。左俣と右俣の間には中間支沢が1本入 る。


7:52 少し入って高さのある堰堤は右を登る。


8:05 堰堤の上は前回と同じ様な崩壊地形。しばらくこれをたどる。


8:23 二股になるが、左が崩壊地形の為圧倒的に大きい。こちらが本流?


右の規模は小さく入り口に滝をかける。WEBで見た滝だ。当然こちらを選択。


右に入るとこうなっている。


8:30 上段は逆層スラブでデカイ。右を巻き登る。


奥へ向かって滝が連続する。


8:36 通過不能な立った細長溝。この下から左に巻き上がる。


8:44 巻き上がったリッジの途中から本流の眺め。


リッジから本流に15Mの懸垂下降。


8:59 降り立ったところから連続する滝また滝。


9:03 連滝の最上段は大きい。右壁を登る。


9:12 上から。


9:16 連滝上の2段滝。ホールドく多く登りやすい。


9:18 上段は中央のカンテ状を登る。


9:20 まだまだある。どれも登りこたえあり。


9:24 上が開けてきた。


9:27 ボルダー地帯になった。


9:34 ボルダー地帯の上の様子。岩壁の基部が見え出す。上の滝は中央のカンテを登攀す る。


9:38 ツメが近い。2股。規模の大きい右をとる。


左は狭い。後で思ったがこちらをつめたほうが坊主尾根に近い。白く映っているのは岩面で滝で はない。


9:48 稜線?が近い


10:08 支尾根のコルに到着して東面を眺める。

吉作落しの頭へ向かう
吉作落としの南面を巻いて坊主尾根に向かう。途中出てくる大きな岩壁の基部は右に伝う。


10:30 途中2回ほど坊主尾根と見まごう地形に出てがっかり。3度目でようやく坊主尾根に這 い上がった。10:46。


10:58 下山途中から。今にもふり出しそうな天気だ。


11:27 三ツ尾。


12:15 うんざりな長い下り。林道のポストで、行きに書いた登山届けに下山日時を記入する。


12:47 ご帰還。青空が見えていい天気になった。さすがに疲れて車の中で昼寝してから帰る。


後記
崩壊して規模が大きくなった沢は本来の姿ではなかった。ドウカイ谷は右俣に入ってその本領を 発揮した。沢の終了点から尾根に上がる最後の登りは坊主尾根までが遠くうんざりした。


DATA
山域 祖母傾国定公園・傾山
所在地 大分県
日時 9月27日
メンバー 単独
主要装備 20Lザック、セミロングタイツ、0.6L水筒、キャラバン柳又、4DM半袖、30Mザ イル
天候 曇り
コース
九折鉱山−観音滝−豊栄林道-ドウカイ谷右−坊主尾根−九折鉱山

ルート概略/GPSトラッキングデータ

赤:GPSトラッキング
黄:トラッキング切断箇所推定


雲が厚く、沢中でトラッキング状態悪い。参考程度に。