奥秩父・瑞牆山荘から瑞牆山往復/登山
瑞牆山荘〜富士見平〜瑞牆山〜富士見平〜瑞牆山荘
骨折後9ヶ月ぶりの登山である。完治していない骨折箇所、使っていない筋肉や関節と、気にな
る事は山ほどあるが意を決して出かけてみた。
■往路交通 甲府〜国道20号〜須玉〜増富温泉〜瑞牆山荘
■山域 奥秩父
■メンバー 単独
■天候 曇り時々晴れ
8:48 瑞牆山荘の少し先にある1段下がった駐車場。日陰に車を置いたがスズメバチが飛び
交っていてここは危ない。車中泊禁止の看板有り。
瑞牆山荘。前回ここに来たのは37年前の冬。山登り1年生である。当時バスは塩川止まりで重
たいキスリング背負ってここまで3時間以上歩かされた。
8:49 山荘前の道路向かいにある登山口。
9:09 疎林の広い登山道を登っていくと尾根の背に出る。
9:23 30分ほど歩くと富士見平小屋に到着。前回はここにテントを張った。水場は見える位置
(2〜3分)にある。金峰山、瑞牆山の分岐点になる。昭和58年に起きた、ここの管理人の婦女
暴行致死事件は衝撃的だった。懲役13年だから出所してどこかに住んでいるはずである。
亜高山性のツガの原生林。もうすこし下では水ナラやカラマツの林が見られる。石楠花も多かっ
た。
9:39 沢手前にある小川山への分岐点。
9:45 山腹の道を下って天鳥川(沢)を渡る。
天鳥川をわたっところにある平な場所(テント禁止)。
9:47 大きな太刀割石の右手についた木製階段を上がる。
小沢の左手を登ってゆく。
9:52 所々にお助けロープあり。
10:23 小沢を離れてしばらくすると岩峰が見えてくる。
10:30 大ヤスリ岩の基部を通り過ぎる。
花崗岩の岩ゴロ地帯は急で登山道が少しわかりずらい。先にある赤テープを確認してから歩を
進める。
10:40 山腹を回り込み黒森に向かうコースと瑞牆山頂との分岐点。
10:44 2230mの瑞牆山山頂。着いてみたら人で一杯だった。
金峰山方向を見る。
山頂から大ヤスリ岩の見下ろし。昼食を食べて下山にかかる。
12:24 下山途中でカラマツ越しに見える瑞牆山の岩峰群
こんな看板が。
12:51 足は限界に近い。山荘が見えたときはほっとした。瑞牆山頂までの標高差は710m。
足が完治すれば金峰山、瑞牆山一気ワンディも可能だろう。
後記
故障を持った足をかばう動きをすれば必ずしわ寄せが来る。登山靴はつま先に余裕のある靴を
選んだので指を浮かせた状態で日常歩行以上の痛みは感じなかったが、たった4時間で使わな
かった筋や関節へのダメージは強烈だった。右足のつま先がなぜか開いてしまうので極端な内
股歩きを意識したが、今後向かうであろう山スキーで問題になりそうである。
DATA
山域 |
奥秩父・瑞牆山 |
所在地 |
山梨県 |
日時 |
8月3日 |
メンバー |
単独 |
主要装備 |
20Lザック、0.6L水筒、シリオ40-GTX、モンベル長ズボン、半袖又はミズノア
イスタッチノースリーブ
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天候 |
曇り時々晴れ |
コース |
瑞牆山荘−富士見平−瑞牆山-富士見平−瑞牆山荘
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