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山スキー 2011年2月16日
頚城・小谷温泉から大渚山(湯峠)往復/山ス キー
小谷温泉下スノーシェッド〜湯峠〜大渚山山頂〜温泉下スノーシェッド
去年雨飾山に登ろうとして間違えた大渚山をこのまま放っておくのはもったいない。降雪直後の 晴天を狙って出かけてみる。豪雪地帯の1人ラッセルはキツそうだ。

■往路交通 甲府〜中央道〜国道148号線〜小谷温泉
■山域    頸城
■メンバー  単独
■天候    快晴


6:51 小谷温泉手前の最終のスノーシェッドに車をとめてスタート。大草連から登るつもりで集 落をウロウロしたが雪が多くてヤバそうなので尾根通しでいける小谷温泉から。


1階が埋まっている。


7:07 林道を少しつめて雪崩柵の隙間から斜面を左上する。この選択はNGで山田旅館の裏 手に廻って上に見える斜面に上がったほうが早い。


7:33 うっすらとシュプールが残る広い斜面に出て尾根を目指す。


7:54 尾根地形が判然としない樹林帯はルート確認必須。GPSが活躍する。ところどころに登 山道の指導標が出てくるが数が少なくこれだけでルートをたどるのは無理。


晴れているときは樹上からの雪爆弾に注意。


指導標はこれが多かった。


8:46 鎌池近く。地図では見えないアップダウンのある地形。帰路のスキーはシール装着が必 要になりそうだ。


10:02 水平な林道に出てこれを辿る。


10:15 湯峠に到着して目前の尾根に取り付く。


10:47 尾根の登りで林道を行く後続者が見えた。


11:00 尾根下部の大きな下り。帰路は巧くかわさねば。


11:17 下部の雪庇は張り出しがないので上も下も通過可能。


11:27 徐々に傾斜が強くなる。クトー装着。雪は軟雪で以後頂上まで。


上部の尾根は向こう側が(多分)切れ落ちているので左側面をたどる。


11:56 尾根側面の登りでジグをきる。吹き溜まり、急斜面で寸刻みのラッセルに時間を食う。


12:25 頂上間近?


南側は素晴らしいオープンバーンだ。


12:48 大渚山(と思った東峰の頭)に到着。切れ落ちているので下を覗き込むのは危ない。


雨飾山や天狗原山の写真をバシバシ撮ってさあ帰ろうとGPSを見たら大渚山から大きく外れて いた。ここは一体?


GPSが大渚山を指し示す西側の景色。ここより高いピークは無いように見える。滑降準備で剥 がしたシールを再装着して行ってみることに。(右の雪庇に本峰が隠れている)


稜線からさっき立っていた頂上。


13:10 GPSで(本当の)頂上を確認してもう1回眺望写真。日本海。


後立山。


さえない山容の天狗原山。


北側は緩やかなスロープ。


13:14 稜線を戻る。


13:37 東峰から南面に向かって滑走開始。雪はベタベタしているが柔らかいので気にならな い。テール荷重気味。


南面を少し滑って登りのトレース方向にトラバース。このまま下に滑ると熱湯温泉に出られるが 途中に急斜面があって雪崩が怖いので往路往復で。(このルートは小谷温泉の入り口に雪崩入 山禁止の看板があった)


13:40 下方向の滑りとトラバースを数回繰り返す。このまま下に滑りたい誘惑にかられるが仕 方ない。


14:13 林道がやや下に見えたところからシールで湯峠に向かってラバース。実は下り過ぎた。 400mくらいで林道に降り立つ。


15:10 鎌池先まではシール歩行。以後は滑降で。ベタ雪がシールや板に絡み付いて時々掻き 落とさないと重くてしょうがない。


栃の樹木亭の下を歩いている人が見えた。平日だが意外と人通りが多い。


15:34 最後は小谷温泉上のオープン斜面を快適に滑って山田旅館の裏手にでる。


15:51 ご帰還。出るときは寒かったが日中は暑かった。スノーシェッドは温泉下洞門という名 前。


小谷温泉から帰りの道路状況。


後記
晴れて暑い1日になった。降雪後のせっかくのパウダーも台無しになった。雪の表面が融けてシ ールやクトー、板の表面はもちろん、滑走で立ち止まるとソールにまで雪が貼り付く始末。帰った ら顔が日焼けで真っ赤になっていた。

DATA
山域 頸城エリア
所在地 長野県
日時 2011年2月16日
メンバー 単独
主要装備 30Lザック、ガルモントメガライド、K2クーンバック、TLT、クトー、シール、フリー ス上下、アウター上下、ツエルト、スコップ、ピッケル、アイゼン、0.5L保温水筒
天候 快晴
コース
小谷温泉手前スノーシェッド〜鎌池〜林道〜湯峠〜大渚山山頂〜湯峠〜小谷 温泉手前スノーシェッド

コース概要)

赤:登下降
GPSトラッキング