CH Products製 ProPedal Gameport版の改造

 買ったのは、いつでしょうか?私がMSFSを始めたのは、FS98からです。始めたころは、Mac使いだったのですが、何もわからない状況で、Windows95が動く富士通のFMVを買ってきて、Rageとかいうビデオカードを入れてました。20世紀の話ですね。その頃に買ったので、20年は使ってることになります。

とっくに、Gameportは駆逐されて、USBになっているので、そのままでは使えないです。これを何とかしようと思ったのが、PICマイコンを始めるきっかけだったりもします。最初は本当に手探りでしたが、結構いろいろと作ってきました。

ProPedalの改造は3度目になります。今回は、MicrochipのMCP3204を使ってAD変換を12ビットにします。実のところ、制作過程を全く写真に撮っていないので、過去の写真でごまかします。すみません。

基板の回路図はここです。 ちょっと、仕様が古いです。今は、PIC18F27J53を使ってます。3.3Vですが、AD変換が12bitで、発振器も内蔵で使えるから、最近は、JoystickにはこちらのPICを使ってます。PIC18F2550は5V駆動で、値段が高いです。5Vで使いたい人以外は新しいPICに変えるのがいいです。

ProPedalのGameport版は、ヤフオクで今も見かけます。改造したい人もいるかと思うので、分解方法を残しておきます。

1.ペダルから分解

裏にねじがいっぱいありますが、まずはペダルから外していきます。裏から外すと組み立てるのが大変です。

中はこんな感じです。ばねを引っかけてる軸付きの部品を外すために、ねじを8本外します。そうすると外枠が取れます。

こうなります。この状態で、裏のねじを外していきますが、この時、裏側の板を外さないようにしてください。ねじだけ外して、この写真の状態にし、表側から分解します。

こういうことになっているのです。溝にタイヤがはまっている状態です。これを裏側から組み立てようとすると、いろいろ大変なことになります。すでに、結線が変更された状態です。元は可変抵抗に2本しか繋がっていないです。AD変換なので、+V、信号、GNDの3本を繋ぎます。

Joystick用基板については、また別のところで載せます。