特別室−2
興正寺総門 興正寺中門
構造等/ 木造、一間棟門、本瓦葺 構造等/ 木造、三間一戸、本瓦葺
興正寺五重塔 興正寺本堂
総門、中門、五重塔、本堂が南北の軸線上に一列に並ぶ古代的な伽藍(がらん)配置となっています。五重塔は江戸時代後期の特徴を示す好例となって
います。貞亨3年(1686)高野山を下山した天瑞円照和尚が草庵を結んだのが始まり。元禄元年(1688)尾張2代藩主徳川光友により建立が許可され、徳
川家の祈願所と真言密教の修験道場として利用された。高野山を模して造られ、また高野山金剛峰寺の末寺でもあるため、尾張高野とも呼ばれている。
年 代/ 宝暦5年(1755) 構造等/ 木造、三間一戸、重層四脚門、本瓦葺
瑞泉寺 法堂 瑞泉寺 鐘楼
構造等/ 木造、間口八間半奥行七間、入母屋造、本瓦葺 構造等/ 木造、一間、入母屋造、本瓦葺、袴腰付
瑞泉寺 庫裡 瑞泉寺 僧堂
構造等/ 木造、長さ十四間幅七間、前面入母屋背面切妻、桟瓦葺 構造等/ 木造、長さ八間幅六間半、寄棟造、桟瓦葺
旧東海道鳴海宿の扇川と手越川の合流点の小高い丘の上にあり、街道を西に向かう人のランドマークとなっています。山門は、切妻屋根の中央部が
上方に突き上がった、宇治の万福寺の惣門(そうもん)を模したものです
笠覆寺(笠寺観音) 仁王門 笠覆寺(笠寺観音)西門
年 代/ 文政3年(1820) 年 代/ 文化11年(1814)
構造等/ 木造、三間一戸楼門、入母屋造、本瓦葺 構造等/ 木造、一間薬医門
年 代/ 宝暦13年〜文政11年(1763〜1828) 構造等/ 木造、桁行七間、梁間七間、入母屋造、本瓦葺
笠覆寺(笠寺観音) 多宝塔 笠覆寺(笠寺観音) 鐘楼
年 代/ 正保年中 構造等/ 木造、三間、鉄板葺 年 代/ 貞享元年(1684)再建
構造等/ 木造、桁行三間、梁間二間、入母屋造、本瓦葺、袴腰付
笠寺縁起(かさでらえんぎ)によれば、天平8年(736)浜に流れ着いた霊木に僧善光が十一面観音を刻み、小堂を建てて安置したことに始まります。
尾張四観音の一つで、仁王門・多宝塔・鐘楼・本堂等見事な伽藍(がらん)の数々を配し、四観音の中でもひときわ荘厳です。
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