ほどけないシューレース(靴ひも)の結び方

試合中にシューレースがほどけて結び直すシーンをよく見かけます。
結び直すからといって審判はプレーを止めてはくれません。
結び直している間に失点したら困りますよね。
そんなことのないようにこれを読んで自分なりのほどけない結び方を見つけて下さい。

1 シューレース(靴ひも)の通し方は大丈夫?

下の写真をみてください。
皆さんはサッカーシューズのシューレース(靴ひも)を通すときどちらのやり方で通していますか?
サッカーシューズを履いているときは、シューレースが穴に通っている左右のヒレ部分はゆるまないようにしなくてはなりませんね。
ではどちらの通し方がゆるまないのでしょうか。
それはオーバーラップです。
オーバーラップは締め付けが維持しやすくゆるみにくいので陸上の短距離やサッカーのような激しい動きのあるスポーツに向いています。
一方アンダーラップは、ややゆるみやすいものの弾力性があるため長時間の運動に向いており、陸上競技の長距離や日常の運動靴などに向いています。
サッカーシューズはオーバーラップ法でひもを通すことを薦めます。
シューレースを通す穴は下の写真のタイプと違うものがありますが、ゆるまないためにはひもは常に穴の
上から下に通すことを基本に考えてください。



2 シューレースの種類

シューレースには丸ひも、楕円ひも、平ひもの3種類あります。
この中で最もほどけやすいのは丸ひもです。
なぜなら結んだときにひも同士の接触部分が小さいため摩擦力も小さくなるからです。
ということは最もほどけにくいのは平ひもということになります。
サッカーシューズ用のシューレースは平ひもを選んで下さい。





3 ほどけない結び方

ひもを結ぶときは履いている間ほどけないよう工夫するのは当然ですが、脱ぐときにほどけないのも困ります。
ここでは子供でも結べて、ほどくときにも容易で、履いているときはほどけにくい結び方を5種類伝授します。

方法1 普通にちょうちょう結びをします。できた2つの輪と1本の部分を全部もってかた結びします。
方法2 ひもを水でしめらせてから結びます。
方法3 ちょうちょう結びの時最初のかた結びをゆるくします。
方法4 結び目をベロとひもの間に入れてヒラヒラさせなくします。
方法5 ちょうちょう結びをやるとき輪を作って別の一方のひもで輪をぐるっと巻きますが、これを2回やります。

管理人は全て試しましたが、完璧なものはありませんでした。
ただ方法1と方法3はけっこう使えそうです。
方法1は慣れが必要ですが方法3は子供でも容易にできます。
水でしめらす方法2はちょっと面倒ですね。
方法4はひもの挟み込みが長時間は持ちません。
方法5は意外と訓練が必要な感じ。なんかこれでいいのかなーて感じ。

皆さんも試してみて下さい。
ほどけやすいひもって繊維の質にもよると思います。
光沢のある触って滑りやすいものはほどけやすいと思います。

もしももっと良い方法をご存じなら掲示板にでも載せて教えて下さい。