さぬきうどん 木田酒店


店名------木田酒店
場所------坂出市文京町1-9-20 県道19号線を旧国道11号線方面から来るとJR予讃線高架を潜って約200b左側。日の出製麺所の北100b以内。
駐車場-----店の前に5台
客席-----10席
営業時間------9:30-14:00 定休日曜
メニュー-----かけ小150円 大250円 湯だめ・冷やし小180円 大300円ぶっかけ小250円 大350円 天ぷら70円80円 寿司 むすび おでん 酒
システム-----一般店のような・・・?
攻略日-----2003.07.19 土曜日 am10:24
感想-----店内にはいるとそこは「うどん屋」だった。酒店と名がついていなければ酒屋とは思えない。よく見てもこれで酒を売っているとは思えない。おまけにクラシック音楽が大きなボリュームで・・・「木田酒店」という名の「名曲うどん店」。ちなみに麺は「日の出製麺」のだそうな。
 H15 56番札所
sediさんの散文???

町の小さな酒屋さん といった風情の建物。
店に一歩入ると クラッシックがあふれていた。

その中で、主が奥さんを呼ぶ。
手伝いとして出て来たと思った奥さんが
注文を聞き、即座に うどんを造りはじめる。
主は、何か用があるのか、外へ出て行く。

依然として 立派なスピーカから
オーケストラの いい響きである。

聞けば、奥さんは「好かん !」という音楽。
主が通販で、(止めたのに)、買ったという。
一度きりのことでないという。
聞こえたのか、その主が帰ってきたので、
kakaeさんが「これはなんという曲ですか ?」
と聞いたところ、
泉谷しげる風のヒゲ面の その主が
「確かメンデルスゾーン」と一言。
ウーム
ウーム
と 全てのミスマッチに唸っていると
飯山町の「なかむら」が日本一うまい と仰る。
そして 「おやじの愛想が悪いがな」と付け加えた。

なるほど、うどんと民謡や演歌ではありきたりだ。
また、町の酒屋さんだから
カウンターのような場所でうどんを食べるのだろう、
という予想も型にはまっている、といえる。
店の主がうどんをゆでるハズ、というのも甘い。
店のナリは付録である。
本丸は「うどん」なのだ、 と
その泉谷しげる風の主は言いたいのかもしれない。

讃岐うどんの世界は 奥が深いなあ !
感心しきりで ズ ズッー と食べたので
うどんの味は忘れてしまった。
記憶に残る店。
その店の名は 木田酒店。

from sedi