参院選 候補者一本化へ結集 「安保法制の廃止を求める和歌山の会」
和歌山で集会 3野党も出席 /和歌山

(毎日新聞・和歌山 2016.01.31

 2016年1月30日、和歌山市北出島のプラザホープで行われた「安保法制の廃止を求める和歌山の会 第1回賛同団体・賛同者の集い」を報じた、毎日新聞和歌山版(1月31日付・デジタル版)の記事です。


【文字情報】

毎日新聞2016年1月31日 地方版 和歌山県

参院選 候補者一本化へ結集 「安保法制の廃止を求める和歌山の会」和歌山で集会 3野党も出席 /和歌山

今夏の参院選和歌山選挙区で野党統一候補の擁立を目指している「安保法制の廃止を求める和歌山の会」は30日、和歌山市内で集会を開き、早期に候補者の選定作業を進めていくことを改めて確認した。賛同する団体や個人に加え、民主、共産、社民の3党の県幹部も出席。民主と共産は既に公認候補を発表しているが、今後の一本化の可能性にも含みを残した。

 約100人が参加した集会では冒頭、会の共同代表を務める豊田泰史弁護士が「安倍政権の暴走を止めるには参院選で(反対の)民意を示さなければならない。勝てる候補を擁立しよう」とあいさつ。その後、各団体が参院選に向けた決意や現在の取り組み状況などを発表した。

 同会によると、30日現在、56団体・18個人が統一候補の擁立を目指す活動に賛同しているという。今後、広く候補者を募った上で、早ければ2月中にも会としての候補者を絞り込みたいとしている。【阿部弘賢】