和歌山駅前でアピール活動を行いました

  障害者・患者九条の会は9月12日(土)、JR和歌山駅前で、国会審議が大詰めを迎える安保法制に反対する街頭宣伝活動を行いました。
 「障害者は平和でなければ生きられない」と書かれた横断幕を掲げ、戦争法案反対の幟を持ちました。約1時間、会の活動をハンドマイクで訴え、「安保法制は廃案に」のビラを配ってアピールしました。
 参加した10名が一言ずつマイクを持ちます。「和歌山駅前をご通行の皆さん。私たちは障害者・患者九条の会です。障害者を作り出す戦争には絶対に反対です。皆さんの賛同をお願いします」と、声高らかに呼びかけます。「第2次大戦中、戦争にいけない『障害者は非国民、ごくつぶし』と罵られた暗い歴史を絶対に繰り返してはなりません」、「みんなで平和な世の中を守り発展させていきましょう」、「武力による紛争解決ではなく、対話による外交こそが世界から信用される我が国の取るべき道です」と次々とそれぞれに心に秘めた思いを言葉にします。昼時で道行く人も配布ビラを受けてくれていました。何よりも危機をびんびんと感ずる障害当事者の私たち自ら、できる範囲で行動しようと世話人会で話し合って実現した今日の取り組みは、短い時間ではありましたが、私たちの思いが通りかかった方々の胸にとどいたものと信じます。(事務局 野尻)



【写真】