「前川喜平さん講演会」に220人参加



 8月20日(日)、橋本市高野口町で「憲法9条を守る伊都・橋本連絡会」主催、「憲法・教育の今と日本の未来」という演題で「前川喜平さん講演会」を開催し、伊都郡内外広域から220名が参加しました。開会挨拶に中田眞一共同代表が、講師紹介と来賓挨拶に市民連合・わかやま共同代表、元和歌山大学副学長の堀内秀雄氏が立ちました。
 前川氏の講演は、予定時間を50分オーバーして2時間20分に及びましたが、参加者全員時折ユーモアを交えた前川氏の話に魅了。
 自民党と旧統一協会との深い癒着問題、産軍学複合体をもくろむ日本学術会議への強行介入、「半グレ集団だ」とする日本維新の会への評価、道徳教育の教科を基軸に教育勅語の甦りを目指す教育政策。大軍拡大増税の時代が始まり、危機に瀕している9条を中心とした日本国憲法と台湾有事。自民党政治は、要するに我が国を貧しくさせる富国強兵政策だ、その背景に日本会議・神社庁・旧統一協会があると告発、こんな「安倍背後霊政治」を市民の手で早く止めなければならないときっぱりと強調。閉会挨拶は富岡嬉子・事務局長が行いました。
 「前川喜平さん講演会」を取り組む中で、課題もより明らかになりましたが、住民の皆さんとの間でいくつもの新しい感動的な連帯が生まれるなど、私たちの今後の活動に力強い展望を与えてくれました。カンパを始めご支援頂いた皆さんに厚くお礼申し上げます。
(植西祥司)