第8回「呼びかけ人懇談会」開催
九条の会・わかやま


 2017年6月25日、シティイン和歌山で第8回「呼びかけ人懇談会」が開かれ、呼びかけ人の江川治邦さん、副島昭一さんと事務局員4名が出席しました。  まず柏原事務局長から、安倍首相が改憲案を年内に提出し、来春の国会発議を目指しているとの報道を引いて、情勢を見据えた運動が必要だということ、10月末か11月初に和歌山市周辺の「9条の会」の共同企画を計画し、講師の依頼に入っていることを報告しました。
 次に配布資料に基づき、前回から1年半の会務報告を行いました。また「憲法9条を守る和歌山弁護士の会」から申し入れのあった、「安倍首相による改憲発言についての共同声明案」の説明を行いました。呼びかけ人から「もう少し分かりやすく」との意見があり、文言修正を含めて共同声明に加わることが了承されました。
 続いて、参加者が自由に話し合い、次のようなことを申し合わせました。
 ①「当会も発足11年を超えて呼びかけ人も高齢になっている。当初の呼びかけ人以外に運動を呼びかけていく人を補充しては」との提起を受け、人選のイメージ・名称なども話題にしたのち、事務局で他府県の状況も確認しながら、今後検討を進めていく。
 ②「メディア対策を重視すべき」との提言があり、積極的に地方紙や全国紙和歌山支局などに情報提供していく方向を確認する。
 ③安倍改憲案(9条1項・2項をそのままにして、3項に自衛隊を書き込む)について、そのようにすると、どんな問題があるかを、分かりやすく知らせていくべきだという課題を確認する。