むくどり情報bP9(2023.06.30)


1 3サン広場を始めます

 コロナ感染対策のため、しばらくお休みしていました3サン広場を行います。
 これは、毎月第3日曜日の午前中にむくどり文庫に集い、交流をしようというものです。
 奇数月は、「響」の皆さんが新聞や雑誌を持ち寄り、参加者の希望の記事を読んでいただいています。偶数月は、むくどりで企画し、楽しんでもらっています。
 本年度の予定をお知らせします。ぜひ参加して下さいね。10時より始まりでーす。
 参加希望の方は、参加日を決めていただき、数日前までに担当へ連絡していただければ、会場を設定する都合上助かります。担当からお声がけすることがあるかと思いますが、その節はぜひご協力くださいね。
 3サン広場担当:小出眞治(電話 090-4997-7260)
※ 留守番電話になっている時は、折り返し電話します。

7月16日 新聞・雑誌を聞く会
8月20日 DAISY雑誌の紹介
9月17日 新聞・雑誌を聞く会
11月19日 新聞・雑誌を聞く会
1月21日 新聞・雑誌を聞く会
3月17日 新聞・雑誌を聞く会

2 点訳本の紹介


1. 「音もなく少女は」 ボストンテラン 著
貧困家庭に生まれた耳の聴こえない娘イヴ。暴君のような父親のもとでの生活から彼女を救ったのは孤高の女フラン。だが運命は非情で…。いや、本書の美点はあらすじでは伝わらない。ここにあるのは悲しみと不運に甘んじることをよしとせぬ女たちの凛々しい姿だ。静かに、熱く、大いなる感動をもたらす傑作。「BOOKデータより」

2. 「春の庭」 柴咲友香 著
第151回芥川賞受賞作。「春の庭」
書下ろし&単行本未収録短篇を加え 待望の文庫化!
東京・世田谷の取り壊し間近のアパートに住む太郎は、住人の女と知り合う。彼女は隣に建つ「水色の家」に、異様な関心を示していた。街に積み重なる時間の中で、彼らが見つけたものとは――第151回芥川賞に輝く表題作に、「糸」「見えない」「出かける準備」の三篇を加え、作家の揺るぎない才能を示した小説集。
二階のベランダから女が頭を突き出し、なにかを見ている。(「春の庭」)
通りの向こうに住む女を、男が殺しに来た。(「糸」)
アパート二階、右端の部屋の住人は、眠ることがなによりの楽しみだった。(「見えない」)
電車が鉄橋を渡るときの音が、背中から響いてきた。(「出かける準備」)
何かが始まる気配。見えなかったものが見えてくる。「BOOKデータより」

3 夏季休館のお知らせ

 8月11日(金)〜8月15日(火)まで休館とさせていただきます。ご了承下さい。
 8月16日(水)からは通常通り開館します。

大分市点字図書館むくどり文庫
〒870-0839 大分市金池南1丁目5-1 ホルトホール大分3階
電話・ファックス 097-543-2033