(公印省略)

視協通信第4号

令和6年12月27日
大分市視覚障害者協会


目次

1 ご挨拶

2 行事報告

3 大分市視覚障害者協会設立70周年記念大会のご案内

4 日曜カレンダーを同封します

5 大分県立盲学校からのお知らせ

6 今後の行事予定

むくどり情報bQ4(2024.12.27)



1 ご挨拶

会長 木村幸二


 寒冷の候、皆さまお変わりなくお過ごしでしょうか。
 平素より、本会の活動に対しましては、ご支援、ご協力をいただき、心よりお礼申し上げます。
 いよいよ、年の瀬がやって参りました。よい1年で終わりそうですか?
 どうぞ、よいお年をお迎えください。
  それでは、視協通信第4号をお送りします。

2 行事報告

 9月29日 街点検2024が、会員・大分市点訳友の会・大分市管財課他行政関係合わせて22名の参加の下、市役所から別館までの点字誘導の状況と別館内のバリアフリーについて、検証しました。別館までの点字誘導は概ね良好なものの、別館内のバリアフリー対策にはかなり問題がありました。後日提出の陳情書に盛り込みます。
 10月19日 「輪い笑いフェスタ!大分市福祉のつどい」が、会員・点訳友の会合わせて21名の参加をいただき、大分いこいの道広場で行われました。天気が思わしくなく、午後は途中で中止となりましたが、ステージ発表を聴きながら、食事をし、楽しい一時を過ごすことが出来ました。
 10月20日 第14回大分県盲人福祉大会が、大津町の県総合社会福祉会館で行われました。本会から51名、県内各地より200名が一堂に会し、午前は、OBSのラジオ番組のパーソナリティーをしている衛藤延洋さんの講演があり、午後は、三つの分科会に分かれて熱心な討議が交わされました。その後、分科会報告、宣言や決議案の採択をして、1日有意義な時を過ごしました。今年は、分科会が「生活について」「バリアフリーについて」「視覚障害者の職業について」の三つに分散されたことで、細かなことまで意見交換をすることが出来ました。
 以下に、当日の決議事項を掲載します。
決議

1.マイナ保険証の導入にあたっては、医療機関の窓口等で端末を操作できない視覚障害者にも不利益が生じないよう配慮するとともに、保険取り扱いを行う視覚障害あはき師が取り残されることのないよう配慮した読み取り機を準備することを要望する
1.有資格者(あん摩・マッサージ・鍼・灸)に不利益が生じないよう、無資格業者に対する取り締まりを強化するよう国・県に強く要望する
1.JR駅無人化に強く反対すると共に、無人化解消策の積極的な取り組みと、引き続き、バリアフリー化の促進を要望する
1.県内の主要路線におけるバス停留所の位置を点字ブロックの敷設等でわかりやすくすると共に、バス事業者の視覚障害者に対する的確な音声案内や、安全面の配慮を強く要望する
1.県内における音響信号機は、環境にも配慮しつつ、利用者にとって適正な稼働時間となるよう、また、歩車分離式交差点では適正な音響で安全な横断ができるよう、さらに、信号機のより早い高度化PICS化に加え、エスコートゾーンの敷設を、併せて要望する
1.本年4月に施行された改正障害者差別解消法による民間事業者の代筆代読など、合理的配慮の提供の義務化を関係者に周知徹底するよう要望する
1.障害者雇用促進法の数値目標の達成と共に、ヒューマンアシスタント制度、重度障害者等就労支援特別事業の地域間格差の解消を、併せて強く要望する
1.補装具費の支給、日常生活用具の給付にあたっては、現状に即した支給及び給付限度額と耐用年数を設定するとともに、当事者のニーズにあった品目の見直しを要望する
1.視覚障害者にもわかりやすいハザードマップの作成と、個別避難計画の作成、視覚障害者にも配慮した避難所運営等の特段の配慮を要望する
1.アクセシビリティの促進に向け、アイフォン等、端末購入補助金制度の設置を要望する
 以上、決議する
令和6年10月20日
第14回大分県盲人福祉大会
 10月27日 第16回視覚障害者ウォーキング大会が行われました。会員・ボランティア25名の参加をいただき、午前はスポーツ公園の下から展望台まで歩き、午後は、よしだ会館で食事。その後、先頃オープンした道の駅たのうららで買い物をして帰りました。たのうららは、今後出店内容など充実していくといいのでは?と感じました(木村)。
 11月3日から4日にかけて、会長・副会長が松山市視覚障害者協会の会長・副会長主催による交流会(食事会)に行って来ました。2年後には大分に研修に来たいとの話がありました。12年ぶりに行った松山城の天守閣。互いに息を切らせ、次回は行けるだろうかと心配です。

3 大分市視覚障害者協会設立70周年記念大会のご案内

 記念大会の要項がまとまりました。
 改めて皆様にご案内をいたします。
 講演をして下さる講師・江戸家猫八さんは、ラジオなどでは15分程度しか登場しませんが、今回は時間たっぷり物まねと自分の生きざまを語っていただけるようになっています。ご期待下さい。
 一人でも多くの方のご参加をお待ちします。

 1.目的  大分市内に在住する視覚障害者が一堂に会し、障害者福祉の検証と将来像について研究討議すると共に、今後の視覚障害者福祉のなお一層の充実発展に寄与する事をもって目的とする。
 2.主催  大分市視覚障害者協会
 3.後援(予定) 大分市、大分市教育委員会、大分市社会福祉協議会、大分合同新聞社 NHK大分放送局、OBS大分放送、TOSテレビ大分、エフエム大分、OAB大分朝日放送 J:COM大分ケーブルテレコム、大分県盲人協会、別府市視覚障害者協会、大分市鍼灸マッサージ師会、大分市身体障害者福祉協議会連合会
 4.協力  大分市点訳友の会 その他ボランティアグループ
 5.日時  令和7年2月24日(月) 10:00より
 6.会場  大分センチュリーホテル
          (〒870-0021  大分市府内町1丁目4−28 TEL 097-536-2777)
 7.日程   受   付   9:00〜 9:50
          式   典  10:00〜10:40
          宣言案採択  10:40〜11:00
          記念講演  11:00〜12:00
講師:江戸家猫八(演芸家)
演題:病に学んだ芸の道 楽しく生きる3ツのコツ
          祝賀会  12:20〜14:30
 8.参加者  大分市内に在住する視覚障害者とその関係者約100名
 9.事務局  大分市視覚障害者協会
    (〒870-0839  大分市金池南1丁目5−1ホルトホール大分3F
 大分市点字図書館むくどり文庫内   TEL 097-543-2033)
 10.参加費  一人 5,000円(付き添い同額、記念品・祝賀会費含む)
 11.参加申込 令和7年1月28日(火)までにむくどり文庫へ
 ※ 講演は外部に公開いたしません。付き添いはお一人までとします。ご了承下さい。
 ※ 祝賀会時のかくし芸を募集します。カラオケの希望などがありましたら申込の時にお伝えください。

4 日曜カレンダーを同封します

 大分市点訳友の会より2025年の日曜カレンダーを頂きました。
点字使用の方に同封しています。ご利用ください。

5 大分県立盲学校からのお知らせ

令和7年度大分県立盲学校高等部入学者募集のお知らせ

 大分県立盲学校では、令和7年度(4月入学)大分県立盲学校高等部募集要項の配布を開始しています。みなさまの周りで関心を持たれている方がおられましたら、ぜひ、お知らせください!
各学科の募集定員は、次の通りです。

普通科
重複障がい学級 3名
単一障がい学級 8名
専攻科
専攻科保健理療科 8名
専攻科理療科 8名
募集要項に関するお問い合わせは、大分県立盲学校までお願いいたします。

連絡先
大分県立盲学校
大分市金池町3丁目1番75号
電話 (097)532−2638
FAX (097)532−2636

6 今後の行事予定

12月28日(土)〜1月4日(土) むくどり文庫連続休館
1月13日(月)〜14日(火) むくどり文庫連続休館
1月26日(日) (県盲) 第5回生涯学習教室、生活訓練事業・中途失明者社会適応訓練事業閉講式、地域会長会議 ホルトホール大分
2月2日(日) (県盲) 点字図書館祭
2月10日(月)〜11日(火) むくどり文庫連続休館
2月16日(日)〜17日(月) (九盲連) 第78回九州盲人福祉大会 宮崎
2月22日(土)〜25日(火) むくどり文庫連続休館
2月24日(月) 大分市視覚障害者協会設立70周年記念大会
(新年会・文化講演会を含む) 大分センチュリーホテル
3月2 日(日) (県盲) 第3回理事会 県盲福祉センター
3月9日(日) 大分市視協役員会
3月16日(日) (県盲) 第2回評議員会 ホルトホール大分
3月23日(日) 女性部ミニ研修会