ロシアンキャラバンティー

モンゴルの皇太子がロシア皇帝にはじめてお茶を贈ってから、ロシアの宮廷には、
陸路(キャラバンルート)経由の独自の喫茶文化が花開きました。

19世紀にパリの社交界に紹介されて人気を博した『ロシアンティー』は、『キャラバンティー』とも呼ばれ、実際には軽く燻製された中国茶だったようです。


いわゆる紅茶の香りではなく中国茶により近い香りです

淹れてみるとややスモーキーな香りがします。


お味はあの超個性的なラプサンスーチョンに少し似ているのですが
あれ程ではなく微かな甘みがあります。
一番の驚きは普通時間が経つと渋みが出てくるのに、このロシアンキャラバンティーは時間が経つ程、まろやかな甘みが出てくるのです!




++画面を閉じてね++