今年の夏も静かに過ぎ去ろうとしていますが
その後、お元気でしょうか?
今夜も草むらから虫の鳴き声が聞こえてきます。
こんな夜は無性に貴女にお便りしたくてペンを取りました。

もう一度人生をやり直せるなら・・・
貴女はどこからやり直したい??

私はもう一度主人と巡り合って
もう一度、二人の息子達を産んで大切に大切に抱きしめて育てたい!!
そして一日一日を愛おしむように生きてみたい。
過ぎ去った日々は取り戻せないしやり直しもきかない。
そんな当たり前のことが
悲しいかな人はその最中気付かない。。。。

今、自分の来し方を振り返れば
懐かしさがこみ上げ輝いていた日々が胸を締め付ける。
この白々とした欠落感と泣きたくなるような懐かしさ。。。。。
年を重ねる毎にこの想いは深まってゆくのかしら?

老いの支度(生き方)なども考え始めているこの頃。
何時でも旅立てるように
そろそろ身の回りの整理もやっておかなくてはね〜笑
主人は「そんなに急ぐ事じゃないだろが」と不満気ですけどね。
これは私の心の問題だから主人は主人でお好きなように・・・です。
不思議と寂しさはありません♪
むしろ清々とした気分です。
これが"老いてゆく"と言う事なのでしょうね。
今夜は柄にもなく感傷的な手紙になってしまいました(笑)

では、またお便りします。
貴女のご家族が
いつまでもお健やかでありますよう心からお祈り致します。

                          かしこ



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