上湯谷鉱泉「湯谷山荘」

左と下の写真は、唯一の進入道路。砂利またはコンクリート舗装です。下の写真は唯一見かけた「人」、草刈りをされていたので、上湯谷の元の住民の方と推測しました。

幹線道路からちょっと入るとすでに道は細く砂利道。さらに「ここ行けるの?」って感じの山道をおっかなびっくりたらたら行くと自衛隊の射撃場(ここだけ妙に道がいいんだよね〜)、Uターンをする幅もなくただただ不安になりながらさらに先へ進むこと数分で目指す上湯谷山荘に到着です。

  • 平成15年からは、北陸新幹線建設工事のため、舗装道路で行くことができるようになりました。
   
浴槽です。窓の向こうは竹林。浴場は二つあり同じ大きさです。お湯はつるつる感の少しあるやや色のついた鉱泉で、私たち3人のためだけにお湯が溢れていました。湧出時は無色透明ですが、時間がたつにつれ色が濃くなってゆくそうです。二つあるカランは一つが加熱された湯、もう一つは源泉です。
効能書きはなんと昭和8年のもの。
 
外観です。お金を払おうとすると「強制できない、相場でいいです」と、料金は寸志。日曜日は大体やっているとおっしゃっていたのですが(もちろん冬季休業)、基本的には会員制。準備もあるので行く場合には確認が必要。寸志の意味もよく考えて払って欲しいと思いました。
 
手前にある以前の湯谷山荘です。屋根がしなっています。上湯谷地区はすでに全戸移り住んでいて、唯一私たちを待っていてくださったのが、管理人さん。ここの出身者と有志5人で移転して管理しているそうです。

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