初の自転車による八ヶ岳来訪。甲府から八ヶ岳は遠いが前回の鋸岳に比べれば林道走行が無い分ましだろうか。
■入山経路 甲府〜国道20号〜長坂〜県道17号〜小淵沢駅〜八ヶ岳高原ライン
〜観音平
■山域 山梨県・八ヶ岳
■メンバー 単独
■天候 晴れのち曇り
2:00 甲府出。今回も往復で100kmを超えるロングライドである。ロードバイクはシューズの取付けに困る。フロントバックに登山の重い小物を入れ、シューズはザックへ納めてみた。
尾白川橋で七里岩を越えて県道17号に入る。細かなアップダウンがやたら多い。しかもアップは激坂ときた。
八ヶ岳高原ラインに向かう上りから編笠山。小淵沢までは順調だったがここから観音平への激坂区間で時間を食う。
観音平への道のり。MAX14.4%。車が少ないのをいいことに、道幅いっぱいにジグを切りながら上がっていく。実効距離の4倍?
6:24 観音平の駐車場に到着して自転車をデポ。
6:40 テーブルがあって朝食を食べてから出発。
7:18 雲海というところまでに十数人を追い越す。年配者がほとんどなので。
7:47 カラカラの押手川分岐。
8:39 青年小屋に到着して編笠山を眺める。水場まで1〜5分の表示。トイレは100円。編笠山は帰りに立ち寄る予定。
いい天気、素晴らしき眺望。西ギボシに向かってザクザクな岩屑の道を登る。
本峰より立派な山容の権現岳の手前にあるギボシというピーク。
権現小屋の右手の岩の出っ張りが権現岳だ。
ギボシ南面の巻き道では鎖が数箇所出てくる。
手前に旭岳と縦走路、八ヶ岳南部の主要な峰々が一望。
権現岳、2715m。
9:57 岩のテッペンに日本百名山の標柱と鉄剣はあるが山梨百名山の標柱が見あたらない。小屋番さんの話では去年まではあったらしい。設置場所が違うのか?
赤岳の端正な姿。
11:00 青年小屋に戻って編笠山に向かう。岩塊の上を飛び石で登ってゆく。
11:27 大勢の登山者が三々五々たむろする編笠山の頂上。並び立つ峰々の眺望が素晴らしい。周囲を探したが山梨百名山の標柱は見当たらず。
石楠花が混じるシラビソ、コメツガの樹林帯を下る。編笠山からの急降下は大石と根っこの段差がきつい。
12:31 押手川で往路に合流。
13:55 駐車場に戻って残飯整理。曇って寒いのでウィンドブレーカーと指つきのグローブを着用して出る。
帰路はアップダウンがうるさい県道17号は使わずに八ヶ岳高原ライン(県道11号)を国道20号の下蔦木まで下りる。午後の甲府盆地は強い南風が吹いて帰路は延々の逆風の走り。
16:41 自宅着。
後記
編笠山は登山者で大盛況。権現岳から先の縦走路は人の往来が少なく静か。紅葉には早く、台風の影響からかナナカマドや岳樺の葉が枯れていた。観音平からのダウンヒルは草の生えたギャップが数十箇所は横断していて高速で通過すると一撃を食らう。高原ラインの下りも路側帯が穴だらけで避ける際は交通量が多いので注意。 DATA
山域 | 八ヶ岳 | 所在地 | 山梨県 | 日時 | 2011年9月25日 | メンバー | 単独 | 主要装備 | ロードバイク、ドイター20Lザック、4DM半袖上、アームカバー、トレパン、イノブ8、0.9L水筒、カッパ上下、ヘッドランプ、保温用衣類(フリース薄上着)、GPS、ストック | 天候 | 晴れのち曇り | コース | 甲府自宅〜国道20号〜長坂〜県道17号〜小淵沢〜八ヶ岳高原ライン〜観音平〜押手川〜青年小屋〜権現小屋〜権現岳〜青年小屋〜編笠山〜観音平〜国道20号〜自宅 |
所要時間)
自転車往路(自宅〜観音平)=4:24
自転車復路(観音平〜自宅)=2:46
登山登り(観音平〜権現岳)=3:17
登山下り(権現岳〜編笠山)=1:30
登山下り(編笠山〜観音平)=2:28
自転車標高差)
1304m
登山標高差/累積標高差)
1155m/+1302m−1302m
コース概要)
自転車走路/走路断面
登山コース
GPSによるトラッキング。
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