山梨百名山
2011年11月4日
南ア前衛・櫛形山/自転車+登山
甲府〜林道伊奈が湖大久保平線〜丸山林道〜池の茶屋林道〜櫛形山

紅葉狙いの櫛形山。登山はお気楽だが往復80kmの自転車アプローチは半分が急勾配の林道走行である。

■入山経路 甲府〜県道108号〜伊奈ヶ湖大久保平林道〜丸山林道〜池の茶屋林道終点
■山域    山梨県・南アルプス(前衛)
■メンバー  単独
■天候    晴れ


6:09 甲府自宅出。林道の状況が不明なのでMTBである。漕ぎだしが重い。

6:46 GPSの経路をたどると環状道路(自動車専用)の釜無川大橋にぶちあたってしまう。迂回しようと北へ向かいかけると側面に歩行者、自転車用の取り付け道路があるのをを発見。


南アルプス市街を過ぎて県道108号を登ってゆく。のっけから8%超えで汗が噴き出る。


8:18 県民の森に到着して一息。前方が下りでGPSの経路からかなり外れている? このあたり林道が錯綜していて捕捉のズレや道路地図の不備があり得るが少し戻ってみる。櫛形山に向かう登山道の表示があった。


往路を戻ると登り左手方向に細い林道(林道伊奈ヶ湖大久保平線)の分岐を発見。案内標識には自然体験ハウスとあるし、手打ちそばの看板まであって半信半疑だが行ってみることに。


少し走るとGPSでオンザルートを確認。かがみ池と自然体験ハウス脇を通過する。


8:43 丸山林道分岐に到着。ようやく事前に確認した林道名が出てきた。1〜1.5車線幅の舗装された林道が伸びる。


9:25 丸山林道は工事中の箇所が多い。場所により作業中断して通してもらう。先で櫛形山林道が右に分岐する。櫛形山の南、北、中尾根へ向かうならそっちへ。


カラマツの黄葉が美しい。


カラマツは唯一の落葉針葉樹。


下で予告のあった崩落、全面通行止めが現実になった。


ためしに進んでみるが法面崩落していて万事休す。。戻って櫛形山林道から中尾根を登るか思案する。汗して稼いだ高度が400mも落ちる。


10:16 少し戻ると迂回路の看板と林道が延びているので行ってみることに。「通行止」めの看板に混乱する。。


しかし9%勾配のダートにへばる。深い砂利は1WDの自転車にはきつい。迂回路はダート4 舗装1、急な箇所は押し。


10:52 池の茶屋林道に合流して迂回完了、先もダート。


間ノ岳が真近に見える。


11:12 最後は舗装路で無人小屋の建つ駐車場に到着。池の茶屋林道合流地点からここまで舗装1 ダート1


11:27 自転車デポして補給完了。


11:36 出だしは腿の筋肉が激しく疲労しているのでゆっくり。尾根にあがると防火帯?に登山道が続く。


振り向けばこんな感じ。


ダケカンバの大樹に出会う。


11:58 GPSが櫛形山2052mを指し示す頂上。三角点の標石のみで山名を示すものは何もない。


コメツガの樹林を先に進んでみる。


12:11 緩く下って登り返すと山梨百名山の標柱と山頂標識があった。櫛形山はなだらかな双耳峰のようだ。山頂は広い。


天然のカラマツは複雑な樹形をしている。


下山途中から北岳、間ノ岳。


カラ松のむこうに富士山。


12:47 自転車デポ戻り。


帰りは南アルプス市街に向かって延々のダウンヒル。
14:52 自宅着。

後記
林道は台風の影響で大荒れ。池の茶屋林道は1年くらい?通行止めだろう。迂回路のダートは乗用車ではきつそうだ。直前までロードで出るか悩んだがMTBで正解だった。

DATA
山域南アルプス
所在地山梨県
日時2011年11月4日
メンバー単独
主要装備MTB、20Lザック、4DM半袖、ブレスサーモ長袖、トレパン、イノベイト、0.5L水筒(山)、0.6Lボトル(自転車)、カッパ上下、ヘッドランプ、保温用衣類(フリース薄上着)、GPS
天候晴れ
コース
甲府自宅〜南アルプス市〜県道108号〜櫛形山林道〜林道伊奈が湖大久保平線〜丸山林道〜迂回路〜池の茶屋林道終点〜櫛形山〜往路戻り〜自宅

所要時間)
自転車往路(自宅〜池の茶屋林道終点)=5:03
自転車復路(池の茶屋林道終点〜自宅)=2:05

登山登り(池の茶屋林道終点〜櫛形)=0:44
登山下り(櫛形〜池の茶屋林道終点)=0:36

自転車標高差/累積標高差)
1604m/±1981m

登山標高差/累積標高差)
192m/±332m

コース概要)
自転車走路/走路断面


登山コース

GPSによるトラッキング。