500円札の富士山で有名な雁ヶ腹摺山に焼山沢真木林道から向かってみる。湯ノ沢峠からは大蔵高丸も往復するつもりである。紅葉には早いが富士山を眺めるには最高の場所だろう。
■入山経路 甲府〜国道20号〜県道218号〜焼山沢真木林道
■山域 山梨県・大菩薩山系
■メンバー 単独
■天候 曇りのち晴れ
5:24 自宅出。林道の一部が未舗装らしいのでMTBで出る。ロードで走ってダートは押し歩きと悩んだが距離が不明なのでこれで。
5:54 国道20号の勝沼までは立体交差の高架がいくつもあって上り下りがうるさい。
6:44 味のある甲斐大和駅を通過。
6:50 毎度の景徳院入口。ここまでの国道20号は坂がきついし路側帯も狭いので気を使う。新笹子トンネルはこのちょっと先だ。
7:36 県道218号をひたすら登って焼山沢真木林道の入口に到着。手前に大きな案内標識があってわかりやすい。
8:31 湯ノ沢峠へ徒歩で向かう登山口を通過。
8:45 思わず休憩したくなるあずまや。後半は斜度が緩む。
9:04 上日川峠と湯ノ沢峠を分ける三差路に到着。ここまで完全舗装。湯ノ沢峠まで2kmの表示。
三差路の先からダートになった。勾配が緩く砂利少な目で走りやすい。1か所、路上クレバス。
9:23 道路終点の湯ノ沢峠手前の駐車場に到着。さすがの土曜日で車は10台くらい。茶色の建物はトイレ。10m位先に廃屋のような避難小屋があった。
9:46 駐車場から登山道を1〜2分進み、湯ノ沢峠の四辻に自転車をデポして黒岳に向かう。
10:23 黒岳手前の白谷ノ丸(1920m)頂上からの眺望は素晴らしい。雁ヶ腹摺山までいかなくてもここで十分満足できそうだ。
少し下って広葉樹林が美しい鞍部。
10:39 今回最高峰の1988m黒岳山頂。コメツガに囲まれて展望はない。
10:41 北側に進んで大峠への降り口。
大峠へは延々の長い下りだ。
11:30 大峠の駐車場に到着。向かいに雁ヶ腹摺山の登山道が開いている。道路は大月から上がってくる真木小金沢林道。北側のゲートは閉っている。
11:37 登山道を少し行くと水が得られる。前半は山腹を横に移動。
12:16 後半はまっすぐ頂上に向かう。展望台からのワンショット。富士山の手前に三ッ峠、鶴ヶ鳥屋山、滝子山を配した憎い演出。
12:22 カヤトの斜面をあがって山梨百名山、雁ヶ腹摺山1874mに到着。頂上からの視界は富士山方面のみで狭い。休憩中に3人上がってきた。15分滞在して下山。
13:13 大峠戻り。
14:25 長い登りを制して黒岳戻り。
14:41 帰りの白谷ノ丸。
15:07 湯ノ沢峠戻り。
反対側の大蔵高丸に向かう。前半は広い尾根の小さなアップダウンで距離が稼げる。お花畑の保護ロープがうるさい。
頂上へは国土地理院の地図では直登しているが実際の登山道は巻き上っているのでその分距離がある。
15:40 山梨百名山、1781m大蔵高丸に到着。周囲は立禁ロープで囲まれたお花畑。日が傾いて風が冷たい。南にはハマイバ丸に向かって登山道が延びる。
16:11 湯ノ沢峠自転車デポ戻り。6時間を超える登山で疲れた。
16:23 帰り支度完了。
帰りは寒いのでウインドブレーカーに長手袋着用して出る。砂利道は滑りやすく振動もひどい。カーブ手前の制動も要注意。舗装路に出たところでズボンのウインドブレーカーも着用した。
17:05 林道終点、県道218号に合流。ここからも涙目、鼻水で飛ばす。MTBの下りの快適性はロードをはるかにしのぐ。ブレーキ、サスペンション、幅広タイヤetc。
18:12 自宅着。勝沼からは高架がうるさい国道20号はやめて国道411号を走れば下り一方。
後記
湯ノ沢峠から雁ヶ腹摺山の往復はコース中最高点の黒岳のピークを2度踏むことになってその標高差と距離がつらい。雁ヶ腹摺山、大蔵高丸は別立てで行けばショートコースだが一方の峠から2つを繋げれば大変だ。
DATA
山域 | 大菩薩山系 | 所在地 | 山梨県 | 日時 | 2012年10月13日 | メンバー | 単独 | 主要装備 | MTB、20Lザック、ストック、4DM半袖、スリーブ、ブレスサーモ長袖、トレパン、タロン212、0.6L水筒(山)、0.6Lボトル(自転車)、カッパ上下、ヘッドランプ、GPS | 天候 | 晴れ | コース | 甲府自宅〜国道20号〜県道218号〜焼山沢真木林道〜湯ノ沢峠〜白谷ノ丸〜黒岳〜大峠〜雁ヶ腹摺山〜大峠〜黒岳〜湯ノ沢峠〜大蔵高丸〜湯ノ沢峠〜県道218号〜国道411号〜自宅 |
所要時間)
自転車往路(自宅〜湯ノ沢峠駐車場)=3:59
自転車復路(湯ノ沢峠駐車場〜自宅)=1:45
登山1(湯ノ沢峠〜雁ヶ腹摺山往復)=5:21
登山2(湯ノ沢峠〜大蔵高丸往復)=1:04
自転車標高差/累積標高差)
1392m/±2320m
登山標高差/累積標高差)
338m/±1610m
自転車+登山標高差/累積標高差)
1730m/±3930m
コース概要)
自転車走路/走路断面(往復)
林道/登山コース
GPSによるトラッキング。
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