山梨百名山
2012年11月3日
大菩薩、桂川・棚横手山、笹子雁ヶ腹摺山/
自転車+登山
甲府〜勝沼町〜大滝不動尊〜棚横手山〜旧甲州街道〜笹子峠〜笹子雁ヶ腹摺

紅葉の時期は自転車出動の回数を多くしたい。今回は標高2000m以下の広葉樹の山梨百名山を狙ってみる。紅葉はどうだろうか。

■入山経路 甲府〜国道20号〜大滝(山)不動尊〜国道20号〜旧甲州街道
■山域    山梨県・大菩薩、桂川山系
■メンバー  単独
■天候    晴れ


6:43 自宅出。今日はショートコース2本である。明るくなってから出発。


7:36 国道20号、勝沼の柏尾から県道38号を甲府石和方面に入り、雀宮神宮の角でシャトー勝沼方向へ曲がる。写真は上がR20方向、高台は雀宮神宮。


勝沼は日本一のブドウの里だ。


7:43 勝沼ぶどう郷の駅前を通過。


前方に山火事跡の生々しい山が見えるが棚横手ではない。

7:56 県道を道なりに上がると大滝不動尊の案内板が目に入る。左:前宮、右:奥宮 とあって右に決める。入り口に菱山深沢林道の標柱が立つ。林道は1.5車線幅。


ブドウ畑の急な坂を上がると林道らしくなる。


すぐに立ち止まれるのが自転車のいいところ。岬のように突き出る大蔵経寺山の先が甲府の中心街だ。


8:38 大滝不動尊に到着。ここまでの林道はそれなりに急だがブドウ畑の坂が一番きつかった。


山門の前で林道が右手に延びて甲州高尾山、棚横手の標示がある。指導標を無視して大滝不動の本尊に向かう。


8:52 山門前に自転車をデポしたら門をくぐって長い石段を上がる。


8:53 石段の途中にある滝。上には社名通りの大滝が見えている。この景色が見たかった。


本尊の裏手にそびえる140mはあるという雄滝。岩壁をサラサラと水が流れ落ちる様は圧巻だ。


8:56 登山道は本尊右の鉄橋を渡る。棚横手や登山道を示す表示はない。


不動尊が眼下に。


8:57 滝下を横切る。


いい位置に建ってますね。


8:58 雄滝遠望。


植林地を登ると


9:06 林道に出る。指導表に棚横手の表示はない。”富士見台”方向に向かう。


”展望台”に寄ってみるがすすきの間から甲府盆地がちらり程度。


9:12 林道から滝の全貌。

9:16 林道を歩くと右に登山道が分岐するのでこれを辿る。甲州高尾山、富士見台の表示はあるが棚横手の表示はない。


植林地を抜けていく。

9:26 稜線に上がるとようやく棚横手の表示が出る。


行先とは反対の富士見台に上がってみる。


9:32 ”展望台”の元を取った。


向かう先の山肌には林道。


稜線歩きは展望抜群。山火事跡で樹の根元が黒い。


9:42 林道を横断して赤い矢印の階段を上がる。進行はネット情報頼りだ。上の稜線を辿るが右下に林道がついてくる。


左にも林道。


9:53 稜線をしばらく歩くと棚横手山に到着。山頂の表示類はこれくらいで丁度いい。


木の下は焦げているが緑が復活して無残な感じはない。


木々がない分展望はすばらしい。富士山は雲で見えない。


来た道を戻る。


10:21 林道から大滝不動尊への下り。


10:33 自転車デポ着。行き違いの登山者が5組。次は笹子雁ヶ腹摺山に向かう。

11:30 勝沼から国道20号を走って大和橋西詰に到着。信号機の地名表示は剥げて読めない。曲がってすぐの電柱看板に旧甲州街道の表示がある。前方の大和橋とENEOSのガソリンスタンドが目印。


笹子峠を示す板が集落内に2か所くらいあった。


土曜日でトンネルに登りつくまでに多くの下りのローディーとすれ違う。この登りはそんなにきつくなく沿道の雰囲気もいい。車は対向から3台のみ。

12:23 休憩舎が建つカーブを曲がると旧笹子トンネルの甲州側に突然到着する。手前に笹子雁ヶ腹摺山に向かう登山口が開いている。


12:34 出発準備完了。


黄葉しかかりの広葉樹。


12:42 尾根乗越。ここが笹子峠と思ったが西へ少し下がった所のようだ。ここから山腹の道。


大きな鉄塔の向こうに形のいいピークが見える。目指す笹子雁ヶ腹摺山らしい。


黒金山のシラビソが目に焼き付いているのでほっとする。


秋の山に針葉樹の暗い色は勘弁してほしい。やっぱりこれでしょう。


13:09 聳え立つ巨大鉄塔。周りの山々も鉄塔だらけ。どこから来たのか集団を追い越す。 


最後の登り。

13:22 笹子雁ヶ腹摺山、1358m着。先客に加えて先刻の集団が到着して狭い山頂が混雑する。日差しが暖かく富士山とぐるりを見ながら遅い昼食を摂って下山。


14:09 登山口に下りつき帰宅準備完了。


下る前に旧笹子トンネルを大月側へ抜けてみる。中は寒い。


14:21 反対側。右手は笹子峠への登山口。


旧甲州街道は車の通行もなく快適に下れる。


15:32 自宅着。勝沼までの国道20号は路側帯が狭い上に路側線が凸凹処理で気を使う。

後記
笹子雁ヶ腹摺山登山口の旧笹子トンネルに車は1台も無く、その割に数多くの登山者に出会った。棚横手は登山口や山頂への経路がわかりずらく、初めてではミスコースしまくりになるだろう。

DATA
山域大菩薩、桂川
所在地山梨県
日時2012年11月3日
メンバー単独
主要装備ロードバイク、20Lザック、4DM半袖、ブレスサーモ長袖、長袖薄フリース上着、トレパン、タロン212、0.6L水筒(山)、0.6Lボトル(自転車)、カッパ上下、ヘッドランプ、GPS
天候晴れ
コース
甲府自宅〜国道20号〜勝沼ぶどう郷〜菱山深沢林道〜大滝(山)不動尊〜棚横手山〜国道20号〜大和橋西詰〜旧甲州街道〜旧笹子トンネル〜笹子雁ヶ腹摺山〜旧甲州街道〜大和橋西詰〜国道20号〜県道38、34号〜国道411号〜自宅

所要時間)
自転車往路(自宅〜大滝不動尊)=1:55
自転車往路(大滝不動尊〜旧笹子トンネル)=1:50
自転車復路(旧笹子トンネル〜自宅)=1:11

@棚横手山
登山登り(大滝不動尊〜棚横手)=1:01
登山下り(棚横手〜大滝不動尊)=0:40

A笹子雁ヶ腹摺山
登山登り(旧笹子トンネル〜笹子雁ヶ腹摺山)=0:48
登山下り(笹子雁ヶ腹摺山〜旧笹子トンネル)=0:47


自転車標高差/累積標高差)
856m/±1850m

登山標高差/累積標高差)
@棚横手      
301m/±530m
A笹子雁ヶ腹摺山 
394m/±430m

自転車+登山標高差/累積標高差)
1551m/±2810m

コース概要)
自転車走路/走路断面


林道/登山コース

棚横手山


笹子雁ヶ腹摺山

GPSによるトラッキング。