この時期甲府周辺の山々は紅葉が旬である。楽勝コースといわれる三ツ峠裏登山道も自宅から自転車で向かえばハードな日帰りコースに変身する。
■入山経路 甲府自宅〜国道20号〜国道137号〜県道708号〜御坂トンネル〜三ツ峠登山口
■山域 山梨県・御坂山塊
■メンバー 単独
■天候 晴れ時々曇り
7:59 今回は買ったばかりのロードバイクである。サドル、ビンディングペダルはMTBから換装、シューズもMTB用。
旧鎌倉往還、国道137号を自転車通行可の歩道で緩やかに登って行く。
勾配8%の登りで出だし楽勝。しかし長く、足が徐々にきつくなっていく。
10:02 藤野木で国道から分岐する県道708号旧御坂道に入ろうとするが、なんとゲートが閉まっている。新御坂トンネルには向いたくないのでゲートをすり抜けて旧道に入る。掲示板には床板橋工事とある。
旧道は車の進入がないので静かである。カサカサと落ち葉を踏みしめながらゆっくり走る。
セルフ。
10:29 3kmほど進むと道が崩落していた。対岸に渡るには底に降りて急斜面を上がるしかなさそうだ。
自転車のペダルを斜面に食い込ませて藪斜面を掻き登る。新車が泥だらけになった。
稜線が近い。
写真を撮りまくって時間を忘れる。
黄色いカエデがよい。
カラマツもいい感じ。
11:16 御坂トンネルに到着する。
トンネル内は照明が無く感じが悪い。心霊スポットらしい。
トンネルを抜けると河口湖と富士山の眺望が一気に広がる。
11:24 トンネルすぐそばの天下茶屋。
注)山梨のほうとう=大分のだんご汁。全く同じ材料、味。
立ち寄ってみる。
富士山には月見草が良く似合う。
1000円もする名物きのことろろ蕎麦をいただく。
11:50 天下茶屋から下って、最初のヘアピンで西川林道に入る。
沿道の紅葉もよい。
林道のT字路を左折してドンづまりの広い駐車場に到着。駐車スペースはこの近辺に50台分くらいが分散してあった。建物はトイレ。
12:09 自転車をデポして林道を登り始める。チェーンつきのジープがあがっていった。
12:47 カラマツの林間道になると頂上が近い。
12:51 四季楽園(左)と三ッ峠山荘(右)を分ける分岐。右へ。
12:56 三ッ峠山荘に到着。
ここからは屏風岩が見渡せる。
開運山の登りから振り返る。
御巣鷹山にかけてはマイクロウェーブのアンテナが乱立してうるさい。このアンテナ群は自宅からもよく見える。
13:12 三ツ峠最高点の開運山(1785m)。
富士山?しばらく待ってみるが雲が消えそうにないので頂上をあとにする。
13:53 自転車デポ戻り。
国道に出るまでも紅葉が鮮やかだった。
14:27 旧道には戻れないので新御坂トンネルへ突入する。しかし、路側帯は幅20cmくらいで無きに等しく、空き缶、ゴミ、金属片がたまって漏水箇所や排水蓋、コンクリート鍾乳石が随所にある。路側線はタイヤ(車の)がはみ出ると音の出るヤツで乗り上げるとハンドルをとられる。車の通行はひっきりなし、対向車があるとよけてくれない。バスやトレーラーが轟音をあげてスレスレを通り過ぎていく ・ ・
15:28 生還!!旧道が開通するまでの間、新御坂トンネルは車か輪行で抜けたほうがいい。こけたら人生終了。
後記
初のロードバイクによるサイクリング&登山。体力的には余裕で晩秋の1日をゆったりと過ごせた。
DATA
山域 | 御坂山塊 | 所在地 | 山梨県 | 日時 | 2010年11月11日 | メンバー | 単独 | 主要装備 | ポケッタブルライトパック16L、イノブ8、薄フリース長袖、ジャージ長ズボン、4DM半袖、薄手袋、ウィンドブレーカー上下、0.6L水筒、ロードバイク、ビンディングシューズ | 天候 | 晴れ時々曇り | コース | 甲府自宅-国道20号-県道34号-国道137号-県道708号-三ツ峠登山口-三ツ峠開運山頂上-三ツ峠登山口-国道137号-国道20号-甲府自宅 |
所要時間)
自転車往路(自宅〜裏登山道入口)=4:10
自転車復路(裏登山道入口〜自宅)=1:35
登山登り(裏登山道入口〜三ツ峠開運山)=1:09
登山下り(三ツ峠開運山〜裏登山道入口)=0:41
自転車標高差)
1053m
登山標高差)
491m
自転車走路/走路断面)
登山コース)
青:自転車
赤:登山往復
*)トラッキングは手書き
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