鋳型製作 
(鋳造協力:大金鋳造所)

原型製作    吹き    仕上げ


定盤の上に原型に合った枠を置
き、原型を置く。
肌に当たる部分には細かい部分
まではっきり写し取れるように珪砂
にジルコンサンドを混ぜる。

肌以外は珪砂を水ガラスで練った
ものを使用する。

スタンプという名前の道具を使っ
て、しっかりと突き固める。

炭酸ガスを注入して型を硬化さ
せる。この事により、この鋳造法
を生型鋳造法の中でもガス(CO2)
型と呼ぶ。

ひっくり返してハマリを作る。

型がひっつかないよう、離型の
ためのパーチン粉をふる。

その上にもう一つ枠を乗せて裏
側の型を作る。

湯道と上がりになる部分に棒を
立てて、こちらも砂を詰める。
先ほどと同じようにスタンプで突
いて、ガスで硬化させる。
棒を引き抜くと穴が湯道になる。

他の部品も同様に型を込める。

向かって右の「山」になる部分の
反対側の型はこれとは逆に出っ
張っている。

この原型は完全にとってしまう事
が出来るのでハンダゴテで焼き
取ってしまう。

きれいに取れました。

こちらの原型は取れないので、
出来る限りバーナーで焼きます。
(本当は全部取りたいのですが
少々残っていても湯の熱で溶け
てしまうのでOK。普通の発泡ス
チロールなら溶け易いので入れっ
ぱなしでよい。)

原型を焼き取ったところ。
原型の周りに反対側の型にある
湯道のところを掘っておく。

黒鉛をアルコールで溶いて表面に
塗り、火をつけて乾かす。

型に接着剤を着ける。

型を合わせて、いよいよ吹き(流し
込み)です。

原型製作    吹き    仕上げ
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