プロフィール

簡単な紹介など。


ふちがみとふなと
  渕上純子(ヴォーカル・ピアニカ・鳴り物)と船戸博史(ウッドベース)の二人からなるインディーズバンド。主に京都を中心に活動。
それぞれ別々にアフリカを旅行中に旅先で出逢った渕上と船戸が、帰国後京都で再会し、1991年、京都の知り合いの酒場で頼まれて歌い始めたのが、そもそもの始まり。ウッドベースと歌のみという編成と、選曲・編曲の面白さが評判になり、あちこちの酒場やパーティでライヴをするようになる。またそんな中で自分たち自身も、この編成による演奏の面白さを再認識し、1992年よりオリジナル曲を作成、バンド名も「ふちがみとふなと」としてライヴハウス出演を開始。1997年には自らのレーベル「吉田ハウスレーベル」を設立。ふちがみとふなとのアルバム5枚は全てここからリリースされる。ジャンル不明の音楽とその精神はじわじわと聴衆にも演奏者にも受け入れられ、活動場所・観客・共演者ともに広がりを見せつつ、今に到っている。
 
     
  ・渕上純子(ヴォーカル・ピアニカ・鳴り物)
幼い頃より自宅応接間にて歌謡曲のピアノ弾き語りひとりコンサートを行い、これが後の音楽活動の原形となる。様々なバンド活動の後、一時中学教諭に専念し音楽から身を退く。1987年頃、思うところあって教諭を辞め、アフリカを放浪する旅に出る。1年半ほどのアフリカの旅で大いに感じるところあり、帰国後再び歌い始め、自己のバンド「ビジリバ」「ふちがみとふなと」を結成。両バンドは地道に活動を続け現在も存続。2000年からは船戸以外のミュージシャンとのデュオにも挑戦。7月には近藤達郎(Lovejoy)、12月には渋谷毅とライヴを行う。
 
     
 

・船戸博史(ウッドベース)
同志社大学卒業後、ジャズのベーシストとして歩み始める。世界各地を彷徨い、1988年アフリカより帰国後、ジャンルにとらわれない音楽活動を本格的に開始。現在に到るまで多数のバンドに参加している。「ふちがみとふなと」 のほかでは、サイツ、ウィルキンソンブラザーズ、ビジリバ、No Wave等。自己の主催するものにはEQ(内橋和久(g)と古田マリ(perc)による即興演奏集団)がある。またジャズ、シャンソン等の世界に首をつっこむかたわら、いろんな民族楽器とのセッションも行っている。 1997年7月にオランダのノース・シー・ジャズフェスティバルにMonday満ちるのバンドで、1999年9月には大工哲弘と琉球フェスティバルに出演。主な共演者には梅津和時、片山広明、佐藤通弘、ジョン・ローズ、スティーヴ・ベレスフォード、渋谷毅、山木秀夫、林栄一、山本精一、千野秀一、ドーナル・ラニー、普久原恒勇、原マスミ、さねよしいさ子、大熊亘、高田渡、大島保克、大工哲弘、三上寛、横川タダヒコ等がいる。

 

ビジリバ
 

メンバー:渕上純子(vo)、古太郎(g)、古田マリ(vibrafon,perc)、船戸博史(b)
1991年結成。1993年にドラマーが抜けパーカッションの古田が加入、現在の形になる。 歌ものであること以外に特に決まりごとはないが、メンバー各自が持ち寄る曲を、メンバー各自のベクトルに向かってのみ演奏することによって生み出されるそのサウンドには、微妙に各人の音楽的嗜好が伺える。リーダーで歌詞のほとんどを書く渕上は、結成当初より何の疑いもなく「ロックバンド」をやっているつもりであったが、あまりにまわりから「違う」と言われるので、最近はどうでもよくなって自分達でも「うたものポップスです」などと説明したりしている。しかし心は熱い。現在までに3枚のアルバムをリリース。

 

※このプロフィールは、渕上さんから
頂いたメールをもとに作成しました。
なお敬称は略しています。