今様草加宿


踊り遠征に行く機会は多いけれど、バスで会場を行き交うだけで地域を伺い知ることも無く
今回は出発前から草加市内を散策しようと決めていました。

まずは旅館前の裏街道を北に向って歩きました。

5分ほど歩くと住宅が密集する路地に草加神社の参道が見えます。
古い町並みと真新しいマンションが混在している様子は下町の風情を醸し出していました。



朝はお散歩をされる方がいたり、お布団や洗濯物を干して、
のんびりと休日を過されている様子を垣間見ながら散策するのは楽しく、暑さを忘れて北へ北へと歩いて行きました。



旅館のある草加市から阿波おどり会場の南越谷まではバスで半時間ほどの距離です。
移動中にバスの車窓から眺める松林の景観がとても美しく、
以前から一度はこの場所を歩いてみたいと思っていました。

この街道はその昔、松尾芭蕉が日光街道第二の宿駅草加に辿り着き
やがて東北へと旅立った場所として草加宿の面影が今も街並みに息づいています。


午後から阿波おどりを控えているので、止む無くここでUターン。
この続きは次回の楽しみに取っておくことにします。





   


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