１年生の進路学習において様々な職業調査を数名のグループごとに行った。その中で遠方に住む方へのインタビュー方法の１つとしてテレビ電話と電子メール・電子掲示板を利用した。
テレビ電話でのインタビューは事前に質問事項を届け，スムーズに意見交換ができるようにした。手紙やＦＡＸなどを利用してインタビューするだけよりも臨場感があり，生徒も集中していた。
また，「ゲームプログラマー」の方へインタビューしたいという班があったが身近にはそんな方は存在せず。どうしようか？といことになった。そこで，そんな方が作ったホームページをまず探して電子メールを送ってみることにした。
探していると，数十名のゲームプログラマーの方達が集まって作ったページが見つかった。そこに電子掲示板があり，そこに質問事項を書き入れ返事を待つことにした。数日後，その掲示板を覗いてみると６〜７名の方が返事を書き込んでくださっていた。中には大手コンピュータ会社の人からの返事もあり，子どもたちはワクワクした様子で返事を読んでいた。この経験は生徒はもとより，私自身もコンピュータネットワークの有用性を再実感することとなった。