EarthKAM教育プログラム関連イベント「毛利さんも見た!スペースシャトルから見た世界の自然遺産地域写真展」1. 目的
2. 主催 ・屋久町立 岳南中学校 ・上屋久町立 宮浦中学校 3.プロジェクトの実施内容・世界自然遺産地域の衛星写真をWeb上で探し,ダウンロード、印刷する。 ・写真をもとに,該当地域について調査し、まとめ、解説等を添付する。 (解説の観点) -国名 -遺産地域名 -特徴 ・パネルはA3パネルで30〜40枚程度 ・特に有名な地域についてはB1orB2程度のパネルも使用(10枚程度) ・EarthKAMの説明パネルも作成 ・関連する新聞記事,Webもパネル化する ・事前に行った毛利さんとの音声イベントの経過と質問等もパネル化 以上についてパネル展示する 4.パネル展開催の場所とスケジュール第1回パネル展 屋久島環境文化村センター 平成12年3月25日(日)〜4月9日(日) 第2回パネル展 屋久島世界遺産センター 平成12年4月9日(日)〜5月28日(日) 5.本プロジェクトの責任者脇 田 武志 (屋久町立岳南中学校) 岩井田 充俊 (屋久町立岳南中学校) 永 留 貢 (上屋久町立宮浦中学校) 6.実施状況 7. EarthKAMとはEarthKAMは、中学生などがスペースシャトルに搭載された電子カメラで地球を撮影し、その写真を活用して理科や社会科の諸テーマで研究を行う教育プログラムです。NASA、カリフォルニア大学サンディエゴ校(UCSD)などが協力し、実施しています。 本ミッションは、STS−76,81,86においてKidSatという名称で行った同様のミッションを発展させたもので、STS−89以降EarthKAMの名称でプログラムが開始されました。 プログラムに参加した学校では、撮影に関するテーマの選定や利用方法の検討を行い、インターネットを利用して他の参加校と互いに話し合います。また、シャトルの仕組みや軌道についても学びます。 撮影地点が雲に覆われているのを避けるため、生徒たちは気象衛星の画像をもとに効果的な撮影地点を選定し、インターネットを通じてシャトルに選定地点の撮影指示を行います。撮影された電子写真は数時間後に地上の参加校まで送信されます。 使用するカメラは電子カメラです。打上げ後、クルーがシャトルの後方フライトデッキの頭上ウィンドウに取り付けます。さらに電子カメラはシャトル内のパソコンに接続され、地上から電子カメラを制御できるように設定されます。 カメラや付属機器の取付け/取外し、最初のカメラ指向、レンズ交換を除けば、クルーの介在は無く、すべて地上から操作することができます。 EarthKAMではこれまで、ヒマラヤ、太平洋上の雲、火山、インドネシアの大規模な山火事などのテーマに基づき2,000枚以上の地球の写真が撮影されています。 今回のEarthKAMプログラムには、初めて日本の学校4校とドイツの学校が参加します。米国外の学校がEarthKAMに参加するのは今回が初めてです。 なお、STS-99ミッション期間中の本番に向けて、EatrhKAM参加校はシミュレーションに参加しました。これは、米国カリフォルニア大学サンディエゴ校のミッションオペレーションセンター及びEatrhKAM参加校が参加し、地球 2周回分を模擬した3時間程度のオペレーションを本番さながら練習するものです。 |