山梨百名山
2015年9月5日
奥秩父・羅漢寺山
御岳町登山口から羅漢寺山/自転車+登山

甲府〜和田峠〜昇仙峡グリーンライン〜御岳町登山口〜八雲神社〜パノラマ台〜展望台〜弥三郎岳〜弥三郎権現〜八雲神社〜県道7号〜甲府

5年前に山梨百名山の羅漢寺山のつもりで訪れた弥三郎岳。後で調べると羅漢寺山とは金剛峰(パノラマ台)、鷲ヶ峰(展望台)、弥三郎岳の総称らしい。 
前回弥三郎岳と展望台には足を運んだがロープウェイ山頂駅のパノラマ台には行っていない。そこで今回ようやくの晴れ間を突いてMTBで上がってみることにした。 

■入山経路 甲府〜県道7号〜和田峠(千代田湖)〜御岳町(金桜神社)登山口
■山域    山梨県・奥秩父
■メンバー  単独
■天候    晴れ



7:34 自宅出。装備類はいつも通り。


7:54 花園病院から始まる急坂が昇仙峡への最初の難関である。晴れの休日だが時間が早く車は少な目。軽いギアでゆっくり登る。


8:16 千代田湖に上がれば緩いアップダウンがしばらく続く。

グリーンラインはトンネルが多く尾灯必着。


8:34 県営駐車場に到着して汗を拭く。昇仙峡を代表する弥三郎岳と覚円峰の景観。弥三郎岳はここからだと双耳峰に見える。左の頂の向こう側がMTBの到達予定地である。


8:54 仙ヶ滝の看板がかかるトンネルが最後になる。後半出る数本のトンネル手前は激坂。


9:08 金桜神社手前の御岳町登山口は高みに道標が立っていて気づきにくい。通り過ぎてしまい戻る。


9:09 入り口に広い駐車スペースがあって奥に向かって林道が延びる。


しばらくは舗装路。


9:32 舗装からダートに切り替わる。写真で止まると急で乗れず、しばらく押す。この後も2区間くらいが急で押しが入る。


車のわだちが続く。


9:50 分岐が現れ板敷きの坂を登る。左手には雑草はびこる細い林道が伸びている。


9:53 うぐいす谷という展望台に到着して汗を拭く。上で声がしてロープウェイ山頂駅が近いようだ。ここまで地図上は登山道だが直下まで車道であった(笑)。駅舎売店の荷揚に使われているらしい。

9:56 山頂部の八雲神社というのを通り過ぎてロープウェイ駅舎の出口で記念写真。いきなり人が大勢いて違和感を覚えるが、観光客の目にはMTBと一緒なのはもっと違和感があるらしい。どうやって来たのか聞かれまくる。看板に埋もれる山梨百名山の標柱を発見。


駅舎のウッドデッキを降りると稜線の遊歩道となる。岩に刻まれたステップ、木の階段や木の根の大きな出っ張りがあったりもする。

10:03 鷲ヶ峰展望台は西側に大展望。


10:15 弥三郎岳手前の鞍部にMTBをデポしてシューズを登山用に履き換える。


弥三郎岳か?


10:18 ここを通過すると


弥三郎岳の登りになる。


10:21 ネットでよく見る弥三郎権現( 笑)。小看板の字が薄くなっていた。全文をよく読めばこれが弥三郎権現とはどこにも書かれていない。

10:22 弥三郎岳山頂。三角点周りの意味不明な小銭が汚い。展望は360度で抜群。

10:32 帰りは南面に寄り道する。T字路(三叉路)で上に向かう踏み跡がわかりにくい、古い赤テープが巻かれている方向へ向かう。


神社道は数箇所で倒木が進路を塞いでいて、踏み跡が斜面に吸収されかけている。


ここを回り込むと

南面の岩棚に鎮座する弥三郎権現弥三郎権現の祠
10:36 南面の岩棚に鎮座する弥三郎権現、5年ぶりです。手前の賽銭箱は壊れかけているし(壊された?)、このままでは朽ち果てるのが目に見えている。カップ酒の空き瓶(全部中身無し)が10個位ころがっていて無残な有様である。


弥三郎権現から今朝方休憩した県営駐車場を望む。


10:41 戻って仙ヶ滝への降り口にある行き先表示板を確認する。実寸は15cmと小さく、弥三郎岳の方向からは見えなくしてある。


10:45 MTBデポ戻り。


10:54 帰りの八雲神社。


下りは全乗車でガーッといける。山頂下の板敷きは見た目より簡単。途中6名の登山者に出会う。


11:06 パノラマ台から10分ちょいで登山口に下りつく。速!


11:56 自宅着。休日の昇仙峡グリーンラインはトンネルと観光客の車が多く前後ライト必着。

後記
神社道と弥三郎権現は荒れ放題。倒木除去と空きビン回収に再訪を誓う。
登山口の御岳町から山頂の八雲神社に至る道、及び八雲神社から獅子平、吉沢に至る道は御岳道というらしい。御岳道の金桜神社から先は金峰山の五丈岩に至るとの事である。
弥三郎権現の社が焼失前の金桜神社に似ていると思うのは気のせいか。

DATA
山域奥秩父・羅漢寺山
所在地山梨県
日時2015年9月5日
メンバー単独
主要装備MTB、MTBシューズ、自転車ボトル、12Lザック、バイカーズポロ半袖、半パン、長袖下着上、タロン212、0.5Lペットボトル、カッパ上下、ヘッドランプ、GPS、デジカメ
天候晴れ
コース
甲府自宅〜和田峠〜県道7号〜昇仙峡〜登山口〜林道〜うぐいす谷展望台〜パノラマ台〜鷲ヶ峰展望台〜弥三郎岳〜弥三郎権現〜鷲ヶ峰展望台〜パノラマ台〜登山口〜和田峠〜自宅

所要時間)
自転車往路(自宅〜羅漢寺山鷲ヶ峰展望台先)=2:35
自転車復路(羅漢寺山鷲ヶ峰展望台先〜自宅)=1:11

登山往路(鷲ヶ峰展望台先〜弥三郎岳)=0:07
登山帰路(弥三郎岳〜弥三郎権現〜鷲ヶ峰展望台先)=0:23

自転車標高差/累積標高差)
822m/±1063m

登山標高差/累積標高差)
40m/±82m

自転車+登山・標高差/累積標高差)
862m/±1145m

コース概要)
MTB走路断面


MTBライド+登山コース)

GPSによるトラッキング。