タイマーつきraiseとは、SSP/2.01.49(実際に正常動作するのはSSP/2.01.50)より追加された仕様です。
何がやりたかったと言うと、PLUGIN「BalloonSelector」でバルーン変更後に、バルーン選択メニューに戻したかったのですが、OnBalloonChangeイベントがPLUGIN側でフック出来ないので(PLUGINが関与せず純粋にSSPが発行しているので仕方ない)、バルーン変更スクリプトを送りつける際にメニューオープンの予約をしておこう、と考えて色々調べてみました。
- +タイマーつきraise実装
- timerraise/timerraiseother
- \![timerraise,待ちミリ秒,繰り返すか否か,(この後は通常raiseといっしょ)]
あれ?プラグインには適用できないの?
と思って\![timerraiseplugin]って書いてみたらちゃんと動きました。
さすがSSP。
で、バルーン変更直前に
\![timerraiseplugin,100,true,BalloonSelector,...]
と書いたらちゃんと変更後にプラグインを動作させることができました。
ただ、OnBalloonChangeにセリフを仕込んでいるゴーストの場合、セリフが潰れてしまうんですね。
なので潔く諦めました。
ところで"繰り返すか否か"の部分、
trueが繰り返さない、falseが繰り返す、
になっているようです(仕様?バグ?)。まぎらわしいです。
\![timerraise]も実質\![raise]と同様の効果を発動できるので、台本トーク対応などで危険なSakuraScriptを弾く処理をする場合は危険スクリプトのリストに加えておいた方が良いかもしれません。