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ブラウザゲームにUserJSでアバターを表示させてみる

文化英雄譚

LRさんがブラウザゲームを作ったみたいです。アトリエシリーズを彷彿とさせるアイテム作製ゲームとなっています。

なかなか楽しいのでみなさんもぜひどうぞ。

ありがちな問題点

いちいちサーバと通信するので反応が遅いですね。Webアプリの宿命なんでしょうけれどもあまり快適とは言えません。しかもメニューの階層が深いので目的のページにたどり着くまで3回以上も画面遷移を経ないといけなかったりしてかったるいです。ユーザビリティにもう少し工夫があるといいなと感じたので、リンクのショートカット機能をウチのUserJSゴーストに持たせてみました。

ファイル 69-1.png

目的の操作画面まで一回の画面遷移で行けるように。3回も4回もHTTPリクエスト投げてその度にデータベース参照してとかやってたらユーザにとってもストレスフルですしサーバの負荷も大変だと思うので、お互いに有益なのではないかと思います。

おまけで余計な反応も仕込んでみました。

ファイル 69-2.png

インストールは以下からどうぞ。

思いついたこととか

JavaScriptで動くゴーストは他にもいらっしゃるわけで、自分のWebサイトの案内役的なマスコットとして設置する活用例が考えられます。一方、UserJSで別のサイトに連れ回して何かする活用例というものを今まで思いつかなかったのですが、こんな風にイベント通知に使えるんじゃないかなどと考えました。

伺かにもSSTPサーバとして外部アプリケーションからの通知を再生する機能を備えていて、イベント通知アプリとしての側面も持っています。Webサイト側からの何かしらの通知を受け取って(あるいはSSTPライクなプロトコルをそのまま受信・解釈して)再生できれば、例えばWebゲームのアバターとして、ゲームを操作するUIそのものに応用出来るんじゃないかとこれを作りながら考えたりしました。

本当は画面に出ているキャラクタイメージをそのまま使いたかったのですが、透過されていなかったので今回は見送りです。もちろんWebゲーム側から特別な通知が来ているわけではなく、こちらが勝手に文字列を拾っているわけですが、何か一般的な通知の仕様が策定されて別のWebゲームにも使われるようになったら素敵ですね。同じアバターで別々のゲームが楽しめる、みたいな。