アベニーパファーについて
インド・スリランカから輸入されてくる超小型の淡水フグです。
その姿はとても小さくて可愛らしいです。
お店で販売されているのは1cm〜1.5cmぐらいの子どもです。
雌雄の判別がしやすく、個人の繁殖事例も多いです。
大人のアベニーパファーの雌
【通称】 アベニーパファー、アベニーパッファー
「パッファー」って発音すると、玄人っぽいですよね。(私だけ?)
【学名】 Tetraodon travancoricus
Tetraodon=テトラオドン ってちょっと怖い響きだけど
フグの仲間の多くはこの名前がついています。
【英名】Dwarf Puffer
Dwarf=小さい Puffer=ふぐ ですね。
パフィーじゃないですよ(笑)パファーです。
ふっくらした袖を“パフスリーブ”っていいますよね。
男性には馴染みがないかな?
性格
純淡水で飼育できる為、ミドリフグや八の字フグに変わって、人気が出て来ています。
人にも良くなれ、水槽に近づくとかわいい「餌くれダンス」を披露してくれます。
もともとフグの仲間は縄張り意識が強く気性が荒いものが多く、種類によっては相手が死んでしまうまで攻撃するので、同じ水槽で飼育することはできません。
ですが、アベニーパファーについては、比較的温厚な性格で、混泳しやすいと言われています。
拒食症のアベニーパファーただ、他の魚のヒレを齧(かじ)る癖がありますので、ヒレの長い魚や動きの遅い魚はヒレがボロボロになるケースがあります。また弱い個体を攻撃して、拒食症になった個体が死亡するケースがありますので、混泳には注意が必要です。
管理人も5匹飼育のうち1匹が拒食症になり、死なせてしまった事があります。
一度拒食になると回復が難しいといわれています。
混泳可能かどうか、またどの魚と混泳できるかなどは個体の性格によるところが大きいと思います。
雄のほうが縄張り意識が強いようですが、我が家のアベニーパファーは雌が強いみたいです(笑)
自然の中のアベニーパファーは群れで生活していますが、それは広い川の中で隠れるスペースも充分にあるからこそ。
複数飼育する場合はできるだけ広い水槽で、隠れる場所をたくさん作ってあげることが大切です。
生息地
インドやスリランカに生息しています。
日本からインドへは直行便で10時間程です。
管理人はインドどころか日本から出たことがありません。
海外といえば、四国、九州、淡路島…あはは(笑)
東南アジアは、メコン川を中心に非常に多くのの淡水フグが生息していて、日本に輸入されていない種類もたくさんいます。
これから、珍しいフグが輸入されてくるようになるかもしれませんね。
アベニーパファーはインドやスリランカ地方からまとまって輸入されています。
地域によって体の色にバリエーションが見られるようです。
種類はマーブル・アベニーパファー イミテーター・アベニーパファー レオパード・アベニーパファーなどがいるそうですが、実際に見たことないのでわかりません。
うちにいるのは多分マーブル・アベニーパファーです。
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