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日々のブツブツ
 
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11月29日(土)
消費税が8%に上がって物の値上がりを切に感じる。最近は100円ショップでDIYの素材を買
うことが多いが、この間、レジの行列に並んだら、お年寄りの女性が店員に何かを諭されてい
た。カゴにグミのようなのが数個入っていて、5個なら100円、6個では売れない、5個でXX円
と札に書いてあるというやり取りが聞こえてきた。お年寄りは一生懸命取り繕っていて、結局、
数を減らしてレジを出た。100円ショップで100円の買い物をする、何の問題も無いことだ
が、それが精一杯の買い物に見えていたから哀れだった。帰ってからもその光景がずっと記
憶に焼きついていた

10月17日(金)
昨日の朝は寒く、窓の外を見たら富士山が激しく冠雪していた。いつもの初冠雪なら、頂上付
近がねずみ色になる程度である。


昨日の富士山 朝


夕方

9月29日(月)
28日は甲府にもわずかながら御嶽山の降灰があった。バルコニーの手すりに付着していた
のを粘着テープで採取して顕微鏡で観察してみた。




洗濯物を干す前に手すりをふき取りして、その後の降灰なので埃は殆ど混ざっていないはず
である。粘着で採取したので、堆積密度はそのまま。150X
肺に吸い込むと危ないらしい尖ったガラス質はまばらに存在していた。マグマ噴火が想定され
てる富士山ならこうはいかない。マスクは売りきれ必至になるだろうから今のうちにいいのを仕
込んでおくか。

9月27日(土)
9月に入って、ズズズという微振動が頻発していて何だろうと思っていたが、今日原因がわか
った。御嶽山が噴火したのだ。21世紀にもなって予知、予報も無く、いきなりそれは無いだろ
う。起きてから騒ぐのは3.11以来の体たらくである。富士山もこんな感じで噴火してから騒ぐ
のかな。


甲斐駒の背後から東向きに煙霧がたなびいている。山梨に降灰があると言っているが影響の
あるのは北杜市など北部地区だろう。

9月19日(金)
さるガイドブックに紹介されている地元興因寺山は古湯坊温泉からの登山口とその手前から
ショートカットする登山道が活用されているが、興因寺山の山頂から南へ伸びる尾根は明瞭で
快適な道があるにも関らず通しで辿った寄稿文が殆ど無い。今回、尾根末端周辺を歩き回っ
て登山口になりそうな場所を探索してみた。

興因寺山南尾根(仮称)末端付近の道路から、雑草はびこる枝道が一段上に伸びている。こ
こが登山口の最有力候補になる。近くに駐車スペース有り。

枝道どんずまりから階段を上って林間に入ると落ち葉に埋もれる”登山道”が上に伸びてい
る。案内や表示は皆無。

下半であずまやの建つ武田の杜遊歩道と交差(北山園地)する。ここに上がる手前は踏み跡
が笹に隠れてわかりにくい。


遺構のような石垣が出現する。プラ階段も出てくる。


鉄塔に出合う。この道は巡視道のようだ。道中、木の幹に赤ペンキが数箇所あるがガイドには
ならない。


赤松が多くなると頂上が近い。

854m、興因寺山山頂。残念なことに山頂には鉄塔が建つ。でも気持ちのいい場所だ。西側
には淡雪山への道が開いている(赤丸)がカヤに埋もれてわかりにくい。

9月10日(水)
お祭り寄付金のお祭りとは何か。富士山への信仰を持つ神社に浅間神社というのがあって末
社は全国に1300を数える。富士山本宮浅間大社が本宮であり、富士山頂富士宮口の浅間
大社が奥宮とされる。火の神、安産の神とされる神木花咲耶姫(コノハナノサクヤヒメ)が祭神
である。富士山を望む甲府市には、実は浅間神社が1社しかない。そこで年2回行われるの
がわが町のお祭りである。
夏はみそぎ祭、秋は例大祭が開催され、自治会主催で、お神輿、屋台村、こどもビンゴゲー
ム、演芸奉納にカラオケ、銭太鼓・・・が華々しく繰り広げられる。寄付金がなければ会計は大
赤字である。ヤキソバの臭い漂うお祭りに、富士山やコノハノサクヤヒメへの礼拝、礼賛などカ
ケラも感じない。祭事に金をかけたがるのは年寄りであり、昔の町内会の名残なら成り行きで
仕方ないが、もっと地区住民の意識や身の丈に合う活動をすべきであろう。

8月24日(日)
マンション管理組合には、お祭り寄付金以外にも消防団から自治会連合会を経由して消防自
動車購入負担金、戸あたり5000円の依頼も来ている。購入金額2000万円から助成金と自
治会からの拠出金を差し引いて、地区世帯数で割れば5000円になるから寄付でなく計画的
な徴収である。本来任意加入団体であるべき自治会がこういう形で活動していることに脅威/
驚異を感じる。大分に住んでいた頃は、お祭り寄付金はおろか、それ以外の寄付金や負担金
の依頼など1度も無かった。ここは普段の自治会行事が異常に多い。周りの自治会と張り合
っているようにも見える。盛大な行事を支えるための資金集めに組長が各戸を集金に訪問す
れば、イヤでも支払いを断りきれないのが人情だろう。Noと言えない日本人の体質を巧みに
ついた伝統的なやり口である。

7月30日(水)
マンションの総会で管理費勘定から自治会のお祭り寄付金を支出しているのを指摘した。聞
けば8年前に自治会から依頼があって総会の出席者のみで議決、その後審議もされないまま
年々続けているという。総会の出席者は議決権総数の20%程度だから全員が手を挙げても
過半数に満たない。当時は管理費勘定に十分な剰余金があって支出したが、最近数年間は
底打ちである。剰余金には運用枠があってそこからも外れている。黙っていれば自動的に振り
込まれるから管理費勘定からの支払いは停止、有志寄付に切り替えた。

これは支出側の話だが、自分は自治会へも代理出席しているので入った側も見える。地区の
決算報告書をみれば収入の部に寄付金の項目はどこにも無いのに支出にお祭り関係の費用
が計上されている。収支の総額は同じだから(バランスシートという)つじつま合わせをしなけ
ればならない。それをどうしたのかという意見書を提出した上で、管理費勘定からの支払い停
止と合わせて7月の定例会で自治会長、会計監査とバトルした。出た回答は2重帳簿であっ
た。

この経緯は次期理事会で報告し、議事録にて全戸に周知される事となる。寄付金額は戸々の
住民が自治会に対する価値判断を行って決めればよい。結果ゼロになろうが知ったことでは
ない。

7月27日(日)
マンション管理組合の理事会役員に総会で選出されていない住人がなっていて問題にした。
それで、次回の理事会で欠員補充を決議することになった。既に初回の理事会で施工主に対
する見解書へ全役員の署名、捺印を入れたから後戻りできない。

なぜ問題かといえば、本来の選任者は単身赴任先に現住所があって総会や理事会に出席で
きないので、カミさんが役員になっているからである。通常配偶者は区分所有者でないから役
員資格はない。聞き取りで物件を夫婦で共同所有していると言うので黙認していた。そもそも
が管理会社と当人が役員決めの時に何も言わないから起きた問題である。

そこまでの過程で管理会社からクレームが来た。女性宅を訪問して聞き取りした事がセキュリ
ティーや個人情報保護に引っかかると言うのだ。玄関インターホンを使わずに、オートロック解
除と姿見の機能がある集合インターホンを使えというので、住人間のコミュニーケーションで何
でそれが必要なのかと喧嘩しそうになった。聞き取りにしても、登記簿上の物件の共同所有と
いう突っ込んだ話をしたことが個人情報保護にひっかかると言う。個人情報の保護に関する法
律の適用対象は国、地方公共団体、個人情報取り扱い業者 ・ ・による情報の取り扱いであ
り、個人の会話においては何の適用もない。名称のイメージから中身も見ずに手前勝手に解
釈しているらしいが、クレーマーのネタつくりに恰好の道具になっていて迷惑千万である。

6月5日(木)
マンション理事長就任後、初回の理事会の開催に向けて半端なく多忙になった。地域の自治
会への参加も平日に出れない役員のために代理出席しているから、そっちの問題まで引きず
って余計に多忙(脳内だけかも)で山だのスキーどころではなくなった。ノーチェックで継続して
来た事案が多く、今期の役員会での審議数は通常の倍以上になった。問題解決にむけて狙
いの目的や成果に行き着くには手順が必要であるが、それを理解して動かないと軋轢を生
む。現状は”技術”の世界と”政治”の世界の間を行ったり来たりしている。

4月11日(金)
WIN XPが終了したが自分は半年以上も前から準備してきたので何の問題も無かった。OSを
アップグレードすればいいだけの話だから(3台もある)PCを買い換えるなんて愚の骨頂であ
る。今使っているHP作成アプリはXP以降のアップグレードがないまま廃盤になってしまった
が、現状のWIN VISTAでは全ファイルを転送すれば問題ないのが確認できていたので1週間
前にファイルを全転送しておいた。サーバー上にXPとVISTAで作成したファイルを混在させる
と構成がぐちゃぐちゃになる。PCについてはまったくの素人だが問題解決に向けて必要なノウ
ハウやハウツーを得ていくことは面白いし金と資源の節約にもなる。

3月15日(土)
2月の大雪で中止の報告会が4月に延期になった。利害の相手方(施工、アフター)の出席可
能日に合わせて調整中との事だが遅すぎだろう。すでに報告会に向けて概要を記した資料は
関係者に配布済みだから内容は把握されていてインパクトを失っているし、相手にとっては耳
障りな内容だから出席したがらないのは予想通りである。土曜日の開催に都合がつかないな
んてどういう都合か。それにしても一般論と称して他人や他社の論文、技術情報の結論を勝
手に引用、コピペして、タイル剥離の原因説明に使うとはどういう会社か。下記が原因というな
ら、自社の実証実験、試験の結果をみせてもらおうではないか。


もっともらしい施工会社の見解書に住民はコロっと騙された。

3月8日(土)
最近のニュース。大人がやられているのに子供が心配とか、近所の”大人”が発するコメント
にこの世の終わりを感じる。ところで、昔カマボコ型のテントがあって、露営地でドカ雪が降ると
側面の除雪を数時間置きにしていた。側面の雪をどかさないと屋根に積もった雪が落ちなくな
るのと側圧でフレームが変形して潰される。ビニールハウスの側面の雪かきは雪国の常識で
ある。何もせずに眺めていれば、フレームが折れ曲がって終わりである。


いつもに戻った甲府市街。

2月19日(水)
朝から迷彩色のヘリが飛び交ってうるさい。昨日の中央道は大型車の通行ばかりで物流道路
と化していた。今頃山梨県が脚光を浴びているが大雪の峠は15日である。この頃の報道の
順位はオリンピック、東京の雪、バリ島ダイビング ・ ・ ・  まあこんなもんだろう。


雪国?


こうなると


こうなるのだ

2月17日(月)
午後23時に中央道が開通した。市内の物流が完全回復するには1〜2日かかるだろう。昨日
より更に食料品の調達が難しくなっているから一安心である。













2月16日(日)
中央道や国道の通行止めが続いて山梨県は巨大な陸の孤島になった。除雪が出来てる道路
は車で走れるようになっても店の駐車場には入れないから買い物をするには歩きしかない。長
期化はしないだろうが店から商品が消えるのは時間の問題だから大好きなお茶とお菓子を買
いに行く。

ところで、山スキーメーリングリストのメンバーがまた亡くなった。野谷荘司山(のだにしょうじや
ま)で山スキー中にくぼみに転落、脳挫傷で死亡とある。山梨県忍野村、30代と書いてあるか
ら間違いないだろう。今日の野谷荘司山は雪崩遭難が2件入っているのでどちらかの件かも
知れない。正確な状況はメール投稿の方でわかるだろう。


予想通り、日日で仕入れるパンとか生鮮品の棚は空っぽ。


災害時に頼れるのは自分の足だ。

2月15日(土)
甲府の積雪量が100cmを超えて未曾有の大雪になった。部屋から見える道路は人がたたず
んでいるだけで車が一台も走っていない。報告会を予定していたが昨日の夕方に関係者に中
止を伝えてもらった。住民は歩いていける距離だが東京からの参加者もいるし、職員が来れ
なければ会場が開かない。朝時点で道路も鉄道も東京からアクセス可能な手段はゼロになっ
ていたから賢明な判断だっただろう。


あそこだったんですがね。


埋まってますね (〜^^)〜

2月8日(土)
甲府の積雪は正午時点で20cm。駐車中の車を見るとスタッドレスタイヤの装着率は60%位
か。大分のほうが降雪回数は多かったが雪道用タイヤの装着率の低さ故1cmでも積もれば
唯一の幹線道路が何十kmも大渋滞(動かない)していた。明礬温泉〜十文字原を抜けて30
分も遅刻して焦って会社に到着したら休日のようにガラガラだったなんて事を思いだす。


来週末はあそこだ!

1月29日(水)
SPAMメールが来た。サブ用にFBとHPとYAHOOに登録したメールアドレス宛てにである。

@ スクウェア・エニックスアカウントーー安全確認
A 三菱東京UFJ銀行Eメール配信サービス

の2つ。
どちらも 「以下のURLをクリックし、画面の案内にそってパスワードの再設定を行ってアカウン
トを保護してください」 という一文があってツリのHP ADDRESSに誘導される仕掛けだ。(開い
ていない)2つ共ネットでは有名なようで検索するとたくさんの記事がヒットする。

メールを開かなくても、着信時点で送信者にはサ−バー到達が確認できているから受信拒否
だのとジタバタしても後の祭りである。

ヘッダーを解析すると
IPアドレスから
@は中国
Aはシンガポール
が発信地源である。@は同内容複数メールでIPも複数で中国の各地に散らばっているが偽造
だろう。これらのメールはもっていても何の得にならないから総務省の迷惑メール相談センタ
ーへ情報提供プラグインをダウンロードしてそっくり転送してやった。それ以後来なくなったか
ら手が打たれたのかも知れない。

で、これは予想していた。メルアド(個人情報も対で)をぶっこ抜かれたのは多分FB(フェイスブ
ック)。アカウントを削除した理由は、実はこれである。この世界では個人情報が金になること
をお忘れなく。

追記)
YAHOO個人情報漏洩問題:サーバーの不正アクセスによるID流出の対象者をチェックできる
URLが有って自分は対象でないのを確認している。

1月28日(火)
年輪番のマンション管理組合の理事会役員決めが廻ってきたので立候補して理事長になっ
た。今まで必要な局面でブラックボックスたる理事会を動かすのにどれだけ余分なエネルギー
を使ってきたか。
さて資料をまとめるのに、どうしても気になるのが剥離面全体の情報である。すでに修繕は終
わり剥がしたタイルは管理人室に保管してある。前回、クラックの躯体側(正確にはバルコニ
ー腰壁)対面のタイル4枚は何とか探してつなぎ合わせたが、管理会社の社員と2人で2時間
もかかってしまった。継ぎ目が壊れているのも多いし、186枚もあって出だしはその数を照合
しなければならない。すでに2回も敗退している。厳重保管できる環境がないから時間内で終
わらなければ撤収して次回最初からやり直しである。ラッセルと同じで人海戦術でいくしかない
か。


型枠継ぎ目の段差を平坦化するコテ塗り(下地調整という)の跡。クラックの上から塗っている
からその時点で作業員は気ずいているはずである。この箇所で施工時点のクラック発生を確
信した。外観はただ汚いないだけだが、よく見ればこれだけの事が読める。現場百篇である。

1月25日(土)
さていよいよ、腐ってもマンション供給戸数1位のデベを相手に本丸に切り込む。有機系の分
析と現場の目視観察の結果が重要な鍵を握るが、今回難航したのはFT−IRの分析であっ
た。躯体採取試料の剥離面は吸水調整材の酢酸ビニルの膜が覆っていて、下地や膜に存在
しているであろう+@の微量成分が判別できない。低強度で複数成分が混ざっているっぽい
から顕微IRでも歯が立たない。分析担当からは「裏側の成分が乗っているのでセメントでしょ
う」で門前払いを食らっていた。見た目が明らかに違うのに悔しい。試料の断面観察も考える
が、加工時間が掛かかるのに山梨県が使えないのと、余計な有機物(FT−IRは無機系も検
出)が乗ってくるのでお手上げである。しかしである。裏側の成分が乗っていて、その裏側には
セメントには存在しないはずのC-H基(メチレン)由来のピークが見えているからその線で解
析すれば何か得られるのでは、というカンが当たった。裏面は素のモルタルが暴露していて躯
体表面からの浸入物があれば無加工で見れる。データベースでセメント成分の差分を見れ
ば、それがモルタルの浅層と吸水調整材の膜に浸入したジメチルポリシロキサン(データベー
スライブラリの参照名で実体はシリコーン樹脂)というコンクリート型枠の離型材成分であっ
た。

専門家の言うことを鵜呑みにしないこと。思い込みもNGである。


1.5mm厚の試料。裏面から離型材成分が検出された。サンディングや高圧洗浄やっても取
り除けない深さである。

1月24日(金)
住民報告会は2月にセットされそうである。全国的に見て(おそらく)タイル剥れの原因を住民
側が証明するのは初めてになるだろう。前人未踏は大好きである。タイル剥れと言っても、実
態の殆どは貼り付けモルタル剥れである。今回もその例に漏れずだ。調査資料はEXCELのワ
−クシートで動きまわった日数相応の量になった。会場は甲府市総合市民会館(の会議室)で
ある。それにしても分析の往復に250km、会議室は数100m、留守勝ちな理事長への連絡
に紙を使って返事が来るのは早くて1週間先。会社だったら数十〜百mも歩けばラボも会議
室もあって連絡はe−mailが当たり前・ ・ ・一歩外に出ればとんでもない世界である。

1月20日(月)
躯体のヘアクラック。床面より下にあってコールドジョイントである。位置から読めるのは、床ス
ラブの施工途中でコンクリートが足りなくなり、打ち継ぎをしたが打設時間(2時間以内)オーバ
ーで一体化しなかった。ひびが新築時から有るのはタイル側を見れば一目瞭然である。その
後の地震動などでクラックが開く方向に立壁が動けばタイルの貼り付けモルタルを引っ張る。
割れでなく剥離したのは躯体の黄色変色が誘引。我が住まいに降りかかったタイル剥れの、
これが真実である。デファレンシャルムーブメントでタイルが剥れるなんて作り話を公衆の前で
シャアシャアとするな。


カッターの跡とは違う不審なスジ



1月4日(土)
マンションには大規模修繕というのが有って、実施時期は築後10年が目処である。ネットで検
索するとタイル剥れはこれで見つかる事が多いらしい。10年というのは民法の瑕疵担保責任
が切れる時期であり、仮に施工ミスが明白であってもその責を問えなくなる時期である。今回
は自分がたまたま(注意して観察)見つけたが、そうでなければ大規模修繕まで発見されるこ
とは無かっただろう。タイル剥れの大部分がこんな形で潜在していて、日射ム−ブメントを剥れ
の原因として根本原因をつかんでいなければ再発防止もされていないはずである。このデベ
は全国で1300棟以上を手がけているから空恐ろしい。
こちらが何もしない、気づかない事が相手にとってなにより都合がいい。まずは説明会をセット
して全住民の頭にこびりついた通説を払拭しなければならない。住民相手にプレゼンやらねば
ならないがそんなのは得意中の得意である。正月明けが正念場である。

1月3日(金)
モバイル機が5年目を迎えたので放熱グリスを換えてみた。このPCは電源投入後30分もす
ると冷却ファンの噴出し口が触れないほど熱くなってCPUの動作速度が落ちる。交換後は触
っても暖かい程度に劇的に改善。小さなアップグレードだが余計な出費が抑えられてパフォー
マンスも向上する。


裏側、側面のネジを全部外して裏カバーをずらすと冷却ファンのネジをドライバーで外す事が
出来る。カバーにプリント配線がつながっていてコネクタを脱着するのは手間だからこうすると
楽。


CPUにグリスで貼り付いているヒートシンクを外す。ヒートシンクは冷却ファンとセットになって
いる。グリスが硬化していたら無理やり剥がしてむき出しのChipを割らないように。


元のグリスを拭き取る。


銀入りグリスをCPUのChipとヒートシンクに盛って戻す。オリジナルのなまくらグリスとは熱伝
導率が10倍も違う。