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道後温泉「道後温泉本館」は温泉街の中心にある共同浴場。建物は国の重要文化財です。1階に「神の湯」、2階に「霊の湯(たまのゆ)」があります。「神の湯」は休憩なしの階下入浴で400円です。休憩付きの料金設定もあります。玄関前の料金所で入浴券を購入し、下足箱に靴を入れて受付に券を提出します。女湯は一つで(男湯は二つらしい)、石造りの楕円形の浴槽です。無色透明な湯でした。
「霊の湯」に入浴するには二階席と三階個室の二つのコースがあります。いずれも時間内であれば神の湯も利用できます。受付で一番奥の階段を上がるよう案内されます。利用した二階席は神の湯と玉の湯で分かれていました。座布団とカゴが自分のスペース。浴衣とタオルを受け取り浴場を案内されます。ちなみに三階個室とは浴衣の模様が違います。霊の湯は階段を降り、ロッカー付きの脱衣所があります。浴槽はあまり大きくありませんが、正方形で深め、石造りの浴槽です。写真で見ると女湯は男湯より小さいです。上がるとお茶とおせんべいが出ます。神の湯に入るもよし、のんびりするもよしです。二階席は1時間以内となっています。女性は脱衣所とは別に更衣室があり帰るときはそちらを利用します。
この他又新殿という皇族専用浴室があり、こちらだけでも有料で見学ができますが、霊の湯のどちらのコースにも見学が含まれています。ガイドさんのお話もとても興味深かったです。また三階の坊ちゃんの間も見学することができるので高いところから道後温泉を眺めてみてください。
(松山市道後湯之町5−6 Tel.089-921-5141)
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「権現温泉」は郊外にある日帰り温泉施設。料金は550円で券売機で入浴券を購入します。脱衣所はロッカー付きでした。泡風呂とジェットのついた大浴槽の他加温のみで源泉の薬湯、サウナ、水風呂があります。源泉は少しくたびれていましたがぬめりのあるお湯でした。水風呂は残念ながら源泉ではありませんでした。洗い場もたくさんあり、ガラス張りで明るい浴場でした。休憩スペースや食堂もあり地元の方でにぎわっていました。
(松山市権現町670 Tel.089-978-0334)
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南道後温泉「ていれぎの湯」は15種類の浴槽がある温泉施設。自家源泉が自噴しています。料金は600円。下足キーを預けロッカーキーを受け取ります。浴槽は濾過した湯を使用しているようです。たくさんの浴槽がありますが、露天スペースに源泉掛け流しの岩風呂金泉がありお勧め。ほとんどここにしか入りませんでした(笑)。鉄分を含んだ塩味の湯は温めでも良く温まります。
(松山市中野町甲853 Tel.089-963-3535)
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グランド源泉「ゆるりん」は松山ニューグランドホテル内にある入浴施設。ホテル宿泊者は無料で利用できます。日帰り入浴の料金は時間帯男女別により異なります、ホームページで確認してください。駐車場は隣接するモータープールを利用します。営業は14時時から翌朝9時まで。女湯は係の方がいらっしゃる23時まではロッカーキーを受け取り同じ番号の下足棚に履物を置きます。不在の時間帯はフロントで入口の鍵をもらい、ロッカーに鍵がついている状態になっています。広くはありませんが加温槽と36度の源泉槽があり、のんびり浸かれます。くせのない透明な湯。脱衣所には休憩スペースや冷水もあり、隣はアロマテラピーサロンです。
(松山市二番町3−4−10 Tel.089-933-3661)
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伊予宝塚温泉「媛彦の湯」は松山市郊外の日帰り温泉施設、9時から翌朝7時まで営業していて、24時間営業の全20室の家族風呂もあります。女湯は中央の主浴槽の他付属してこども風呂、シャワーのそばに母子の湯、エステバス、流水浴アクアレビュー、サウナ、ミストサウナ、水風呂。そして露天風呂と露天スペースに歩行浴があり健康づくりに利用する人も多そうです。お湯は透明なつるすべ系。浴場にはマテラ石を使用しているそうで、滑りにくく暖かいそうです。湯上りの休憩スペースも広く、食堂も併設されています。料金550円。
(松山市畑寺3−4−5 Tel.089-960-1441)
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たかのこ温泉「たかのこの湯」は二種類の源泉に浸かれる日帰り温泉施設。成分表によると旧源泉が第二源泉、新源泉は第四源泉です。2012年にリニューアルオープンし、たかのこホテルも併設されています。以前の鷹子温泉館は人気があったようですね。女湯は楕円形の大浴槽にこども風呂、座り湯、歩行浴、旧源泉の弁天の湯、ミストサウナ、電気風呂、露天への出入り口にサウナ、水風呂。露天スペースに露天風呂と寝湯、花の湯があります。露天風呂と弁天の湯は掛け流しでつるすべの湯をのんびり楽しむことができます。料金は650円、券売機制。朝5時から深夜1時までの営業で、10時までは朝風呂料金の設定があります。ホールも広く、食堂などの設備もそろっています。
(松山市鷹子町736−4 Tel.089-997-7777)
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東道後温泉「久米之癒」は温泉と岩盤浴で人気の施設。屋内のお風呂は主浴槽に気泡浴、檜風呂は晩白柚が浮いていました。座って背中と手足を温める日之岩盤浴とサウナ形式の月之岩盤浴、水風呂があります。露天風呂は源泉掛け流し、寝湯もありました。お湯は透明でつるつる系、源泉は現在3本を使用していて、シャワーのお湯も温泉です。料金は450円。別料金の星之岩盤浴、ボディケアなど癒しメニューも充実しています。11時から翌朝9時までの22時間営業。
(松山市南久米町325−1 Tel.089-970-1126)
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「星乃岡温泉」は古戦場跡地から湧く温泉。同じ敷地内に家族風呂「スパ星乃岡」と別料金の「千湯館」があり、今回は「大浴場」を利用しました。5時頃から24時までの営業。550円。昭和34年以来地元の方々に愛され続けています。主浴槽は青いタイルが敷かれた変わった形をしています。中央の湯口には小便小僧の像が立っていました。お湯は透明でつるつる感があります。他に岩風呂、木風呂、電気風呂、サウナ、ミストサウナ、水風呂があります。水風呂と、その近くにある掛け湯、冷鉱泉と書かれた浴槽には冷たい濁り湯、ここにも入る価値ありです。露天風呂に歩行浴がありました。後から知ったのですが、「千湯館」には源泉槽があるそうで、次はそちらにチャレンジしたいです。
(松山市星岡1−3−3 Tel.089-905-0103)
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川内温泉「さくらの湯」は東温市のふるさと交流館、地元産野菜の直売所や食堂もあります。大浴場に石組の露天風呂を併設しています。お湯は透明ですがぬめりある良質な湯。シャワーにも使われています。またプールやジムもあり地元の方の利用が多いようです。料金は410円。
(東温市北方甲2081−1 Tel.089-960-6511)
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「湯之谷温泉」は宿泊もできる温泉施設。マニア好みだと思います。料金は360円で、受付で払います。脱衣所にはコインロッカー完備。浴室は中央にひょうたん型の浴槽があり、くびれ部分に仕切りがあるので、狭い方が温めです。源泉と薪で沸かしている加温の湯口があり、これがかなり熱いです。単純泉ですが、微白濁しほのかに硫化水素臭がありました。サウナがあり、水風呂は源泉。夏には最高です。食堂も併設されていて、意外と(?)イケます。
(西条市洲之内甲1193 Tel.0897-55-2135)
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本谷温泉「本谷温泉館」は「伊予三湯本谷温泉」という看板につられて訪れました。大明神川のそばに建ち、資料によると源泉は約4km上流からの引湯です。源泉名は三芳鉱泉になっていました。本館と新館があり300円で両方のお風呂に入る事ができます。本館は内湯だけですが、新館には岩造りの露天風呂が併設されていました。湯は無色透明であまり特徴がありませんでした。宿泊もでき、レストランも併設されています。
(西条市河之内甲494 Tel.0898-66-0372)
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石鎚山温泉「温泉旅館京屋」はロープウェイ乗り場の下にあり、食堂、売店も営業しています。駐車場代が700円+入浴料500円で、食堂で支払いました。脱衣所には鍵付きロッカーがありました。浴室は手前に一つ、奥に一つ浴槽がありましたが、手前はたまっていませんでした。冷鉱泉なので加温のためにブクブクと泡立っています。これがないと結構な析出物が沈殿するようです。底に少したまっていました。白濁の湯は温めの温度設定でつい長湯。相方さんによると同浴の人は手前の浴槽を絶賛していたとのこと。成分表が2枚掲示されていたので、それも気になりました。
(西条市西之川甲106 Tel.0897-59-0335)
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大日温泉「椿温泉こまつ」は石鎚山サービスエリアからハイウェイオアシス経由で行くことのできる温泉施設です。一般道からが正面玄関でした。券売機で400円の入浴券を購入し、受付に提出します。ロッカー、下足箱とも100円のリターン式でした。浴場は道前平野と瀬戸内海を望み、内湯は一部寝湯になっています。大きくはありませんが露天風呂もあります。つるすべ感のある緑色の透明な湯でした。軽食、簡易宿泊、トレーニング設備も備えた地域の交流施設になっています。
(西条市小松町新屋敷乙22−29 Tel.0898-76-3511)
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西条温泉「ひうちの湯」は露天風呂の源泉浴槽目当てで訪れました。券売機で600円の入浴券を購入して受付に提出します。アメニティなどは設置されていないと説明がありました。販売はされているようです。脱衣所は100円のリターン式ロッカーです。内湯は広々としていて、濾過されていますが、温泉を使用しています。一部ジェットや気泡浴、電気風呂になっています。露天風呂は薬草風呂の他加温の源泉風呂と源泉風呂があります。屋根付きにで、奥に巨石を配した庭が望めるようになっています。褐色の濁り湯で、加温浴槽がにぎわっていました。ロビーもゆったりしていました。
(西条市船屋西新開甲683 Tel.0897-55-1004)
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鈍川温泉「鈍川温泉ホテル」は温泉街の中ほどにあほどにある宿。浴場は二箇所で、大浴場と岩風呂がありますが、訪れた時間は岩風呂は利用できませんでした。大浴場は玉川を望み、檜造りの露天風呂を併設しています。加温ですが露天風呂は掛け流しでした。また水風呂も源泉です、ポリバスですが(笑)。お湯はつるつる系、「美人温泉」の別名があります。日帰り入浴400円。
(今治市玉川町鈍川甲276 Tel.0898-55-2280)
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「かみとくの湯」はたくさんの浴槽が楽しめる日帰り温泉施設。料金は550円で券売機で入浴券を購入し、下足ロッカーキーと一緒に受付に提出し、ロッカーキーを受け取ります。ロビーは広々とし湯上りものんびりできます。脱衣所も広く休憩スペースもありました。浴槽は大浴槽と寝湯やジェット、高炭酸風呂などがありますが濾過の大浴槽以外は白湯。露天に歩行浴、水風呂、薬湯と陶器風呂が二個、円形の源泉浴槽があります。露天も濾過の陶器風呂と源泉浴槽の他は白湯と思われます。その源泉浴槽は加温ですが、褐色の濁り湯でした。掛け流しかな?岩盤浴は別料金、家族風呂もいくつかあるようです。
(今治市上徳甲711−1 Tel.0898-47-2615)
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多々羅温泉「しまなみの湯」は大三島にある日帰り温泉施設。地下1,000メートルから湧き出る微塩味の天然温泉。浴室は床と壁の一部に大島石を使用し、中央に柱があり、天井が高く梁が渡してあり広く感じます。窓に沿って浴槽が作られ、窓の外には瀬戸内の景色が広がります。サウナ完備。料金は310円です。休憩スペースの他トレーニングルームがありました。
(今治市上浦町井口7848−1 Tel.0897-87-4100)
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「三島の湯」は上浦多々羅スポーツ公園運動場は、しまなみドームをはじめ多目的グラウンド、テニスコートなどがあります。そのしまなみドーム内にはアリーナ、プール、トレーニングルームの他温泉に入ることができます。入浴のみは310円です。鍵付きロッカーがあり、ジャグジーとジェットのある内湯に海風を感じられる露天風呂があります。飲用はできませんが舐めるとものすごく苦しょっぱかったです。
(今治市上浦町井口7074ー20 Tel.0897-87−2114)
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