ご褒美の宿

最終更新月 2022/05

自分へのご褒美に泊まりたい宿。普段は秘湯好きな私ですが、温泉だけでなく、施設や料理、サービスなどが充実している宿には常にあこがれています。あんまり行くことができないんですけれど・・・

homeホームページに戻る

 

    
新潟県のご褒美の宿 長野県のご褒美の宿 群馬県のご褒美の宿 関東・東海 北陸のご褒美の宿 近畿 中国のご褒美の宿 四国・九州
    

新潟県

六日町温泉「龍言」 六日町温泉「龍言」です。面積一万六千坪、大きな池や整備された庭が、文化文政時代の建物という玄関・ロビー、農家や庄屋の家を移築した木造平屋造りの建物を回廊で結んだ宿をの一部になっています。庭園露天風呂からはもちろん、廊下から庭を見ているだけでも自然を感じることができます。部屋や廊下、お風呂もゆったりして、くつろげます。貸し切り露天風呂も二つあり、こちらは有料(入っていません)。本膳料理の夕食、朝食とも食事処でいただきました。
色々入浴シーンへ

南魚沼市坂戸山際79 Tel.025-772-3470

赤倉温泉「赤倉観光ホテル」。恒例のワインフェスティバルに初参加し、宿泊してきました。老舗の高原リゾートホテルで、2016年末にプレミアム棟がオープンしました。お部屋はそのプレミアム棟。景色は残念ながら霧で望めませんでしたが、ゆったり過ごすことができました。温泉大浴場にはタオル、バスタオルが準備され、浴衣で利用することができます。特に露天風呂は浸かって景色が望めるように開放的な造り。夜だけ霧が晴れて夜景が望めました。温泉はかけ流しで、文句のないところ。サウナ、ミストサウナ(女性のみ)、テラスを併設しています。他に家族風呂があり、入口前にある1時間毎のリストに自分で名前を書いて予約します。共に利用は6時から24時までです。
食事は和食、フレンチ、プレミアム棟のアクアグリルダイニングの中から予約時に選びます。妙高山の湧水を湛えた水盤越しに景色を望むアクアグリルダイニングのグレードアップディナーコースをいただきました。前菜2品、パスタ、魚料理、肉料理、パン、デザート、コーヒーというラインナップです。ワインはソムリエが料理に合わせて選んでくれるセットにしました。スパークリング、白、ロゼ、赤がグラスでいただけます。
朝食は和食か洋食かを予約時に選びます。選んだ洋食の場合は宿泊する棟によって場所が変わるようです。洋食はさらにアメリカンブレックファーストかヘルシーブレックファーストを選びます。自家製パンのおかわりもできます。チェックイン15時、アウトは12時です。カフェテラス、ショップ、夜はバーもあり、エステなどのリラクゼーションも充実していました。

妙高市田切216 Tel.0255-87-2501

長野県

白骨温泉「泡の湯」 白骨温泉「泡の湯」です。人気の大きな露天風呂があります。やわらかい乳白色のお湯ですが混浴なので、バスタオルは使用可。入ってしまうとほとんど見えないのですが、男女別の脱衣所(男性は内湯からそのまま行くことができるようです)からお湯に入るまでは、目隠しはあってもやはりちょっと気になる女性も多いかも。湯屋造りの内湯は木の浴槽で源泉槽と加温槽があり、雰囲気もよく長湯ができます。併設の露天風呂もありますが、開放感はあまりなく、やはり名物ともなっている混浴露天風呂にはとりあえず浸からなくては!白い湯の湯船からシラフネと呼ばれていたのが語源とされる白骨温泉ですが、ここのお湯は名前のとおり、浸かると泡がつき、三日入れば三年風邪をひかないと言われています。新館の部屋は広くて清潔。食事処でいただく料理もおいしいですよ。【日帰り入浴有】

松本市安曇白骨温泉 Tel.0263-93-2101

扉温泉「明神館」 扉温泉「明神館」です。ビーナスラインの手前、松本市街からもさほど遠くない扉温泉ですが、自然に囲まれた落ち着ける宿です。内風呂も広く清潔で、露天風呂は季節を感じながら入ることができます。部屋の造りはゆったりとしていて、お茶もおいしい。食事処でいただく山里懐石料理はとても充実していて食べきれないほどです。

松本市入山辺8967 Tel.0263-31-2301

湯田中温泉「よろづや」 湯田中温泉「よろづや」です。創業200年の老舗旅館。名物桃山風呂は京都の茶屋から移築したという建物で、楕円形の浴槽、脱衣所も雰囲気があります。そこに続く大露天風呂は庭園の四季を楽しみながら入ることができます。温泉蒸し風呂も併設されています。ただし女性がここに入ることができるのは、夜11時から翌朝まで。もう一つの東雲(しののめ)風呂は新しく快適。温泉蒸し風呂と石造りの露天風呂の横にはジャグジーも併設されています。地元の幸を活かした料理もおいしいです。隣の別館には有料の貸し切り風呂、すぐ近くには「湯田中大湯」がありこちらは鍵を借りると無料で利用できます。
温泉饅頭のページへ 色々入浴シーンへ

下高井郡山ノ内町湯田中温泉 Tel.0269-33-2111

このページのトップへtop

群馬県

草津温泉「山本館」 草津温泉「山本館」です。草津温泉は誰もが知っている名湯ですが、その中でもお勧めの宿です。湯畑の近くに建ち、窓から湯畑を望める部屋もあります。歴史を感じさせる日本建築で落ち着けます。「若鹿(わか)の湯(若乃湯)」と呼ばれる源泉は子宝の湯。総檜造りの内湯は雰囲気がありもちろん24時間いつでも入ることができます。お湯についてはコメントするまでも無いでしょう。工夫を凝らした料理も楽しめます。
温泉饅頭のページへ

吾妻郡草津町404 Tel.0279-88-3244

四万温泉「佳松亭積善」 四万温泉「佳松亭積善」です。写真は元禄の湯という「積善館本館」の名物風呂の外観です。「積善館山荘」もあり、三つの宿がつながっていて、すべてのお風呂に入ることができます。私の好きなスタンプラリーもあります(もちろん制覇!)。元禄の湯は昭和5年の建築というレトロな浴場で五つの浴槽と二つの蒸し風呂があります。山荘にある山荘の湯や岩の湯はこじんまりとした内湯、露天風呂を併設した杜の湯は清潔で快適です。ぜひ全てに入ってみてください。泊まったのは「佳松亭積善」でしたが、料理もおいしくとてもゆったりしていい宿です。
温泉饅頭のページへ

吾妻郡中之条町四万甲4236 Tel.0279-64-2101

谷川温泉の最奥に位置する宿「檜の宿水上山荘」。ロビーラウンジ、客室、浴場それぞれからの谷川岳の眺望が自慢。全体に落ち着ける雰囲気です。お風呂が男女交代制でないのがちょっと残念(男湯の方が雰囲気も眺めもよさそうに見えたので・・・)。内湯は古代檜の浴槽と岩風呂があり、源泉掛け流し。ここはシャワーなどの温水も温泉を利用しているそうで、もちろん飲泉も可能。癖のない味です。源泉は一つのようですが温度調節をしていて、岩風呂の方が温めでした。この岩風呂には岩で造った椅子があり、浸かりながら窓越しに景色も楽しめます。併設の露天風呂「月光乃湯」は二つに分かれていて、こちらも微妙に温度がずらしてあります。高い位置にある方は眺望を、低い位置にある方(こちらが温めでした)はすぐそばに自然を楽しみながら入れます。どちらにもやはり岩で造った椅子が設置してあります。食事は個室で、和食とフレンチを予約時に選択します。和食をいただきましたが量も味も充分満足ものだと思います。朝食も選ぶことができます。
お風呂の写真

利根郡みなかみ町谷川556 Tel.0278-72-3250

このページのトップへtop

関東・東海

湯河原温泉「ふきや」 湯河原温泉「ふきや」です。ここは掲示板でおなじみの太夫さんが勧めてくれた宿です。貸し切りを含め三箇所の露天風呂と内湯にそれぞれ露天風呂があり、全部で七箇所のお風呂を楽しめます。サービスも充実しています。中でも着後の風呂上りに生ビールがサービスというのが私の心にしみわたりました(笑)。食事は朝も部屋食で、ゆっくりとおいしい料理を味わうことができます。
温泉饅頭のページへ

神奈川県足柄下郡湯河原町宮上398 Tel.0465-62-1000

嵯峨沢温泉「嵯峨沢館」 嵯峨沢温泉「嵯峨沢館」です。狩野川に沿って建ち、すべての部屋から眺望できます。部屋食の季節を生かした料理もお勧め。お風呂は交替制で内湯は24時間入れます。露天風呂は23時(貸し切りは1時)までで、朝は5時からです。茅葺屋根の湯小屋「夢告の湯」・併設露天風呂「寝覚の湯」・「せせらぎの湯」と、この宿を代表するガラス越しに川と並行するような石造りの「渓流の湯」・「蔵の湯」・岩造りの大露天風呂「川の湯」がそれぞれ交替します。気合いを入れないと一泊ではすべて入ることができないかもしれません。さらに予約制の貸し切り露天風呂「花酔の湯」と四季の湯という空いていればいつでも入ることのできる家族風呂も四つあります。到着後の15時からおやつ、朝食前には飲み物のサービスがあり、チェックアウトは11時半、整えられた庭や館内の雰囲気も落ち着きがあり、ゆっくりできるように配慮されています。
太夫バージョンはこちら
温泉饅頭のページへ お風呂の写真

静岡県伊豆市門野原400−1 Tel.0558-85-0115

湯谷温泉「はづ別館」は宿代をお客が決めるという「宿の価値シリーズ」の宿。「おかえりなさい」と迎えてくれます。民芸調のロビーで抹茶をいただいてから部屋へ。建物が古いので、階段が急だったり、段差があるのですが、都度説明をしてくれます。部屋は宇連川沿いで眺めがよく、清潔な印象でした。夕食は部屋食で、山里料理とはいえ凝ったものもあり、おいしかったです。朝食は広間です。 お風呂は男女交替で24時間入浴可能(露天風呂は0〜6時まで利用不可)。一つは鳳液泉風呂で開放感のある内湯で石造り。こちらはチェックインから21時まで女性専用。もう一方は民芸ひのき風呂と岩造りの露天風呂が併設されています。21時に交替した後は9時まで女性専用です。お湯は無色透明、つるつる感があります。
ちなみに今回の料金は、もちろん内緒(笑)。相場はわからないけれど、私はかなり満足感をもって宿を後にしました。自分がこの料金なら大満足できる金額でよいのではないかと思いました。高く払ったとしてもしこりが残り、安く払えば後ろめたい、そんな気がします。
温泉饅頭のページへ お風呂の写真

愛知県新城市豊岡字滝上11−4 Tel.0536-32-1211(はづ予約センター)

このページのトップへtop

北陸

神通峡春日温泉「リバーリトリート雅樂倶」。外観は宿泊施設という感じではなく美術館のような感じ。木製の自動ドア、赤い印象的なオブジェ、もう一つの自動ドアの先左にフロントがあり、記帳後は自分の好みの浴衣を選びます。神通川を望むロビーでのウェルカムドリンクは抹茶とビール(!)が選べます。ソファーはオーナーが選んだという輸入もの。外に出て散策することもできます。ライブラリー(本、CD、DVDの貸し出し可)と美術館があり自由に利用できます。
今回は洋室スタンダード「イギリスの間」に宿泊。神通川を望む落ち着ける部屋でした。廊下などにも美術品が飾ってあり、部屋にもそれぞれのコンセプトにあった絵や家具などが置かれているようです。お茶請けは自家製プリンが冷蔵庫に入っていました。お風呂は地下一階、石造り木枠の内湯に赤石(岩?)造りの露天風呂が併設されています。男女交替するもう一つの浴場は内湯は同じ大きさで打たせ湯付き、露天は岩造りの浴槽は三分の一ほどですが、新しく檜風呂が併設され(スイッチ式のジェットバス、打たせ湯あり)、眺めはこちらの方がよい印象でした。目線が低いので対岸が気になるかもしれませんがくつろぎスペースもあり、露天の出入り口に給水器が設置されています。脱衣所も広く、タオル、バスタオル完備。浴場を出たところの休憩スペースには給茶器があり、ここにあるマッサージ器類は無料です。
夕食はフレンチ懐石(お勧めは一万円のコースですが、選択可能)。朝食は和食でどちらもレストランでいただきます。
お風呂の写真

富山県富山市春日56−2 Tel.076-467-5550

湯涌温泉「あたらしや」。落ち着きのある平屋造りの和風旅館。湯涌温泉街とは離れた立地ですが、宿の歴史は古いらしく創業時の様子が館内に紹介されていました。大浴場だけはなぜか2階にありました。お風呂はあまり広くなく、ガラス張りですが、囲われているので造られた庭木を眺めながら入ります。女性は大浴場に露天風呂が併設されていました。大浴場では飲泉も可能、癖のない味でした。男性は別に露天風呂があり、パンフレットによると定期的に浴場を入れ替えるそうです。こちらの露天風呂にも入ってみたかったな。食事は朝夕とも部屋食で、夕食は加賀料理ではなく懐石でした。朝ごはんは食べ切れませんでした。部屋もゆったりした造りで憧れの湯涌温泉での一日を気持ちよく過ごせました。
お風呂の写真

石川県金沢市湯涌温泉 Tel.076-235-1011

このページのトップへtop

近畿

尾上温泉「旅館紅鮎」は奥琵琶湖に建つ湖畔の宿。「おかえりなさいませ」と迎え、「いってらっしゃいませ」と送り出してくれます。畳敷きの廊下でスリッパはありません。浴室を含めどこからでも琵琶湖とそこに浮かぶ竹生島を望むことができます。大浴場は男性は2階、女性は3階にあり、大理石と御影石の石造り。こちらの温泉は濾過されているということでしたがうっすら茶色です。サウナと露天風呂が併設されていました。夜は24時まで朝は6時から入浴できます。全室に露天風呂が付いていて泊まった部屋は檜風呂でした。この露天風呂は源泉100%で加温ですが保温ボタンを押し忘れなければ24時間入浴でき、加温もできます。茶色の濁り湯でした。浴槽は小さいですが、源泉が21度ということを考えれば仕方がないかもしれません。泊まった部屋は1階でしたが、眺め優先という感じで人が通ると見えてしまいそうです。食事は部屋食で今回は奮発して特選近江牛づくしにしました。味は語るまでもありません。朝食は食事会場です。
太夫バージョンはこちら
温泉饅頭のページへ お風呂の写真

滋賀県長浜市湖北町尾上312 Tel.0749-79-0315

有馬温泉「陶泉御所坊」 有馬温泉「陶泉御所坊」です。創業800年の老舗旅館ですが、全ての人に受け入れられる宿は目指していないというのが経営方針だそうで、私にはうまく表現できないのですが、わかるような気がする宿でした。建物のベースは古いのですがあまり感じることなく、とても落ち着きます。お風呂は一箇所で男女交替もありませんが、脱衣所、洗い場を経て、スロープ状の通路から湯に入りコの字型に進むようになっている先は半露天で、さらに並んで男湯があるという色んな楽しみ方のできる造りになっています。湯は自噴する金泉。朝9時からの清掃時間以外はいつでも入ることができます。段差はありませんが、半露天になるところが深くなっているなど高低差をつけてあるので足元に注意が必要です。朝夕とも部屋食で、夕食は明石産の魚介類を中心とした御膳料理。食後のひとときにサロンを開放しています。

兵庫県神戸市北区有馬温泉858 Tel.078-904-0551

城崎温泉「ゆとうや」。城崎温泉に泊まるならここがいいと勝手に思っていました(根拠はありません)。昔ながらの佇まいを残した和風旅館、二千坪の庭園をもち静かで落ち着きます。建物や部屋は古いのですが、離れ風の建て方や部屋の広さ、廊下の雰囲気等から昔はさぞかし立派だったのだろうなぁと感じました。王橋の袂に建ち外湯めぐりにはもってこい(笑)、もちろん宿泊すればすべて無料で入浴できます。食事は朝夕とも部屋食。冬のこの時期は、やはりカニ料理がメインです。白みそ仕立てのカニすきがおいしかったです。その他焼きガニ、お造りも美味でした。お風呂は男女別で入れ替えなし、それぞれ庭に面して造られています。女湯は紅雪という名前で円形に御影石で縁取られ、大きくはありませんが混みあうこともなく、オーバーフロー多めの湯は24時間入浴できます。有料の貸し切り風呂もありますが、こちらは温泉ではないとのことでした。
温泉饅頭のページへ

兵庫県豊岡市城崎町湯島373 Tel.0796-32-2121

このページのトップへtop

中国

三朝温泉「旅館大橋」 三朝温泉「旅館大橋」。国の有形文化財に指定された建物は古いのですが、清潔で落ち着きます。同じ部屋は一つもないという木造で、三徳(三朝)川に沿って建てられています。露天風呂と「ふくべの湯」の二つと宿の名物「岩窟風呂」が男女交替します。露天風呂は23時まで(朝は5時から)で、内湯は24時間入れます。露天風呂は川沿いにあり、石造り。「ふくべの湯」は二つの浴槽に分かれ、川沿いはガスス張りで明るい印象の開放的な内湯です。「岩窟風呂」はトリウム泉である「上の湯」とラジウム泉である「中の湯」「下の湯」が岩の間から自然湧出しています。三朝の湯は温まるだけでなく汗がなかなか引きません。食事は朝夕とも部屋食で、夕食は宿自慢の懐石料理が一品ずつ供されます。【日帰り入浴有】

鳥取県東伯郡三朝町三朝302−1 Tel.0858-43-0211

三朝温泉「万翠楼」、三朝橋のそば、山の斜面に沿って建つ規模の大きな旅館です。お風呂は男女別大浴場と男女別露天風呂、貸し切り風呂がありますが、私が宿泊した時は女性の露天風呂が改装中だったので、普段は入ることのできない男性用露天風呂、有料の貸し切り風呂にも(無料で)入ることができました。女性の大浴場巨巌の湯は石造りの浴槽の手前に岩造りの源泉槽があり目が覚めるほど熱いのですが、足元から湧く湯を満喫できます。男性露天風呂大樹の湯は岩造りの広い浴槽の他、木造りの浴槽があります。こちらは温めで気持ちよかったです。貸し切り風呂真珠の湯は以前女性の大浴場だったところなので、もったいないほど広い石造り。食事はプランによって部屋食または食堂のようです。量も味も満足できるものでした。それから、特に印象に残ったのが中居さん。とても楽しい方で、「危険なほど熱いです」と言って素手で置いてくれた茶碗蒸しは本当に熱々で、なぜ持てたのか今でも不思議です。最後はお見送りをしていただき、写真も撮ってくださいました。「万翠楼をお忘れなく!」とおっしゃっていましたが、万翠楼を忘れてもあの仲居さんは忘れないかも(笑)
お風呂の写真 色々入浴シーンへ

鳥取県東伯郡三朝町山田5 Tel.0858-43-0511

奥津温泉「奥津荘」は名湯と名高い「鍵湯」のある宿。日帰り入浴も可能ですが、その時間「鍵湯」は男湯のため女性が鍵湯に入るためには宿泊するしかありません。浴場はその鍵湯と立って入る立湯が男女入れ替え制。嬉しいことに鍵湯は20時に交替してから翌朝8時までの12時間女湯なのです。その他に泉の湯と川の湯という貸し切り風呂があり、空いていればいつでも利用できます。川の湯は少し離れているので引いていますが、他の三箇所は地下にあり足元湧出です。もちろん源泉掛け流しで、ツルスベの湯。
部屋は8部屋。いずれも趣が異なり、離れの二部屋には露天風呂もついているそうです。今回は洋室「紅葉」に泊まりました。建物は昭和3年に建てられた木造で、常連客だった棟方志功の作品が飾られています。到着時は玄関横にあるラウンジでお抹茶をいただきます。お茶菓子は津山市「京御門」の和菓子でした。
食事は朝夕とも食事処でいただきます。今回は肉の郷土料理満載プランを選びました。郷土料理の牛ぬた、干し肉、牛肉煮こごりや作州牛たたき、そずり鍋(〆はお蕎麦)などいずれもおいしかったです。また夕食に必ず出される名物薯用蒸し、強蒸しは源泉で蒸した料理だそうです。
すぐ近くには足踏み洗濯で有名な河原があり、休日は足踏み洗濯の様子を観ることもできます。チェックイン15時、チェックアウト10時。もっとゆっくりしたい宿です。
お風呂の写真 色々入浴シーンへ

岡山県苫田郡鏡野町奥津48 Tel.0868-52-0608

有福温泉「旅館樋口」は竹と茶香の宿。名前の通り竹を使ったインテリアや茶香炉で焚いたお茶の香りに包まれています。隠れ家的な入り口を通り、座り心地の良い椅子が並ぶロビー、選べる色浴衣のコーナーがあり、選んでから部屋に向かいます。ライブラリやお茶だけでなく利き酒(無料)のできる休憩コーナー、自分で茶香炉用のお茶を選ぶことができるなど、館内施設も充実しています。有福カフェにも行くことができます。部屋は露天風呂付き客室がメインでそれぞれ趣が違うようです。建物が温泉街を見下ろせる位置に建っているので眺めもいいのですが、訪れた時は2010年8月の火災直後ということもあり、あまり外を見ることはありませんでした。この宿は二人客を想定しているということで広くはあまりありませんが、沖縄畳の落ち着ける部屋でした。お茶請けは「善太郎餅」です。冷蔵庫に焼き菓子もありました。大浴場は石造りの内湯と露天風呂で、内湯は岩を配した壁に囲まれています。露天風呂は囲われていますが竹林の中にあるイメージで、竹筒に入ったお酒のサービスもあります(飲みすぎ注意1?)。夜は24時まで朝は6時から入れます。夕食は部屋で地元食材を使った献立、奥出雲豚の緑豆豆乳しゃぶしゃぶやお造りなど、途中で女将さんがワインを持って挨拶にこられました。食後にもデザートワインのサービスがあります。朝食は食事処でいただきます。地元の牛乳や卵、ご飯は二種類から選べました。浜田名物「赤天」や有福カフェのパンもサービスされます。チェックアウトは11時とのんびり。*閉館*
温泉饅頭のページへ お風呂の写真

島根県江津市有福温泉町695 Tel.0855-56-2111

玉造温泉「湯之助の宿長楽園」は玉造温泉で最も古く、豊富な湯量を誇る宿。建物は大きく三つに分かれ、山荘や離れもあります。敷地も広く庭園を散策することができます。門の右側にある自慢の混浴大露天風呂龍宮の湯は120坪あり、龍の口から源泉が注がれる開放的な露天風呂。女性は岩造りの内湯水晶の湯があり、巻布も用意され、ここから出ることができるようになっています。この水晶の湯には薬湯も併設されています。館内女性大浴場「花泉」は二つの浴槽と檜と打たせ湯のある石造りの露天風呂があります。いずれも掛け流しです。露天風呂は夜11時半まで、大浴場は夜12時までで、朝はどちらも5時半から入ることができます。今回は大泉閣の部屋に宿泊しました。お茶請けは三品あり、一つは「因幡の白うさぎ」でした。部屋は二間あり、冷蔵庫は好きなものが入れられるように空でした。また部屋のお風呂のお湯も温泉ということでした(利用しませんでしたが)。食事は朝夕とも食事処で、夕食は月替わりのの会席料理。白魚やシジミなど地元の食材を使っています。お品書きはありませんでしたが、メニューはホームページで公開されていました。チェックインは15時、アウトは10時です。
温泉饅頭のページへ お風呂の写真 色々入浴シーンへ

島根県松江市玉湯町玉造323 Tel.0852-62-0111

湯の川温泉「湯宿草菴」は広い敷地に宿泊棟や貸切風呂、フロント・レストラン棟などが点在する宿。それぞれが通路で結ばれています。今回は古民家を移築した紫雲閣という建物2階の「房」という部屋に宿泊しました。天井が高く梁が立派でした。西洋のアンティーク家具が使われています。予約が遅かったので取れませんでしたが、露天風呂付きの部屋もあります。他の棟にも趣の異なる部屋があり、ホームページで見ただけですがどの部屋も素敵でした。お風呂はすべて貸し切り利用で、空いていればチェックインからアウトまで入ることができます。貸切風呂手前の建物にある「使用中」の札を持って行き、扉にかけて入ります。離れた棟では空いているかどうかが、ランプでわかるようになっていました。すべて源泉かけ流しです。岩風呂、石風呂、檜風呂、来待石風呂、瓢風呂とそれぞれに趣が異なります。
食事は朝夕ともレストラン「すゞ奈」でいただきます。夕食は2階の半個室でした。おしながきの他に「湯宿草菴特別和食膳料理解説読本」という冊子まであります。料理は3回に分けて運ばれてきます。まず前菜が準備されていて、一の膳が煮物椀、お造り、焼きもの、揚げもの、小鉢。二の膳は洋皿と炊き合わせ、三の膳が食事とデザートです。一つ一つの量は多くありませんがどれもおいしかったです。朝食は1階、洋館のテーブル席でした。量も味も満足でした。
お風呂の写真

島根県出雲市斐川町学頭1491 Tel.0853-72-0226

湯田温泉「松田屋ホテル」です。一度は泊まってみたいと憧れていた宿。チェックインから外出、滞在中、チェックアウトまで宿の方々の対応を心地よく感じることができました。
温泉は湯田温泉のミックス泉ですが、掛け流し。よく温まり、つるすべの湯です。二箇所の大浴場は巨石を配した「岩の湯」と露天風呂を併設した「花柏(さわらぎ)の湯」。貸し切り風呂は二つあり幕末の志士も入浴したという「維新の湯」と「曙の湯」。それぞれに趣が異なり、いつまでも入っていたい気持ちでした。大浴場は24時に男女が入れ替えになり、チェックインから朝9時まで24時間入浴できます。
食事は朝夕ともお部屋でいただき、夕食は長州四季料理。どれもおいしく、量質ともに満足でした。
庭園は「街道をゆく」にも書かれた赤松、祠、足湯、明治維新史跡が点在した回遊式日本庭園。ここを望む本館客室に泊まってみたくなりました。明治維新資料室、ラウンジに飾られた書など見ごたえがあり、滞在中充実した時間を過ごせました。
温泉饅頭のページへ お風呂の写真 色々入浴シーンへ

山口県山口市湯田温泉3−6−7 Tel.083-922-0125

名勝「山水園」は大正時代に実業家の別荘として建てられた建物、昭和に入り数寄屋師により増築された部屋を中心に、手入れの行き届いた庭園と、自家源泉の宿。部屋はそれぞれに趣が異なり、予約時にお部屋を指定することができます。
到着するとまずロビーに案内され、御堀堂の山口外郎とお抹茶をいただき、記帳します。外湯「翠山の湯」は無料で利用できるので部屋に案内された後、庭園を散策して入りに行きました。タオル付きなので手ぶらで大丈夫です。玄関を出ようとすると到着時に迎えてくれた案内の男性が説明しながら入口まで送ってくださいました。池泉庭園には立派な鯉がいて鯉のエサが100円でおいてあります。やり飽きるほどたっぷり入っていました(笑)。茶庭、枯山水と見て回りながら外湯に行くことができます。帰ってくると先ほどの男性が迎えてくださいました。
食事は朝夕とも部屋で、夕食は「平成大内御膳」にしていました。500年前の記録をもとに砂糖、醤油、みりんを使わずに料理され、器も素焼きの物を使っています。全11品で3回くらいに分けて運ばれてきます。思ったよりもしっかりとした味付けで、量も満足でした。朝食も部屋で、スタンダードな和食です。
内湯はチェックインから23:30までと朝は6時から入ることができます。独自源泉3本のミックスで、つるすべ、微硫化水素臭の心地よい湯です。こちらにもタオルとバスタオルが準備されています。
部屋は古いですがきれいに掃除されていて、トイレなどはリフォームされているのでのんびりできました。帰りも丁寧に送っていただきました。
お風呂の写真

山口県山口市湯田温泉緑町4−60 Tel.083-922-0560

このページのトップへtop

四国・九州

「島宿真里」はそれぞれに趣の異なる部屋と離れ8部屋の宿。登録有形文化財の昔からの建物を改装増築しています。今回は一般室の「も」の間に宿泊しました。窓とテラスから海と醤油蔵を望み、桶風呂からも眺めることができます。このお風呂は加熱源泉100%です。天井には太い梁が渡され、もう一方の窓からは中庭を眺めることができます。
お風呂は離れに2棟あります。竹の湯、石の湯それぞれに内湯と露天風呂があり、チェックインから朝5時まで貸し切りで利用することができます。6時半からはチェックアウトまでは男女別の浴場として利用できます。温泉は自家源泉の里枝温泉で、無色透明です。
チェックイン時のお菓子はスタッフの手作りということで、囲炉裏のある共有スペースでいただきました。またそこにある手作りの果実酒もふるまっていただけます。
食事は食事処で、時間は30分単位でで選ぶことができました。調理風景の見えるカウンター席を選びました。夕食は醤油懐石で、最初に出されるお品書きは「酒、菜、島、鮮、醤、肴、酢、汁、飯、甘」の漢字のみが記されていて、説明と一緒に一品ずつ提供されます。小豆島の食材とお醤油を存分に味わえるよう工夫されています。
朝食は掘りごたつ式の席で、ジュースから香の物まで手作りのおいしいものでした。ごはんは土鍋炊きでおいしかったのですが、食べきれなかったら、チェックアウト時におにぎりにしていただきました。チェックイン13時、アウト10時、高級というよりは温かいもてなしの宿です。
お風呂の写真

香川県小豆郡小豆島町苗羽甲2011 Tel.0879-82-0086

湯布院温泉「山のホテル夢想園」です。5本の自家源泉を持ち由布岳を望む高台の宿。建物はフロントのある本館、別館湯山亭と新館弘法亭離れ、食事処、売店、露天風呂、家族風呂が敷地内に点在しています。お風呂は宿泊者専用の男女別内湯が本館にあり、家族風呂が二箇所、家族露天風呂が二箇所、男性露天風呂、女性露天風呂が二箇所あります。家族風呂は空いていれば利用できます。日帰り入浴はチェックイン時間の15時には終了しているので全部のお風呂に入ることができました。夜は安全上の観点から22時まで、朝は夜明けから利用できます。無色透明な湯で訪れた日は気温が低かったので露天風呂は高めの温度調節に感じました。宿泊したのはリビングと和室、寝室、バストイレのある和洋室「扇の間」です。和室には炬燵がありました。お茶請けは柚子を煮たお菓子でした。食事は本館の宿泊だったので朝夕とも食事処「胡桃屋」です。仕切られた席で周りを気にすることもありませんでした。月替わりの献立で工夫された会席料理が一品ずつ運ばれてきます。朝食の牛そぼろが気に入り買ってしまいました(笑)。チェックアウトは11時でのんびりできます。
温泉饅頭のページへ お風呂の写真

大分県由布市湯布院町川南1251−1 Tel.0977-84-2171

九酔渓温泉「二匹の鬼」は色々なお部屋を選べる宿。5部屋ある「桂の秀」に宿泊しました。受付でチェックインをし、部屋の名前の書かれた駐車場に車を移動します。桂の秀は受付の向かい側の坂を上ったところにある横長の建物で、部屋それぞれに玄関があり独立した印象です。大正ロマン調というコンセプトで、窓にはランプが二つ灯され、九酔渓を望むように椅子が並べられていました。お茶請けは「鬼の目にも涙」というレーズンサンドクッキーで冷蔵庫に入っています(桂茶屋で購入可能、注文しておくとチェックアウト時に受け取ることができるそうです)。また冷蔵庫内の飲み物はサービスということでした。桂の秀5部屋専用の露天風呂が二箇所あり、空いていればいつでも入ることができます。岩風呂で、半露天といった感じで壁と岩に囲まれているので景色は望めません。源泉は二匹の鬼になっていました。
この他家族風呂が5箇所、男女別露天風呂があり、家族風呂は部屋の鍵と一緒についている鍵で開けて入浴します。入った後は内鍵を忘れずにかける必要があります。露天風呂は冬季はお湯を入れていないということで見学のみしてきました。家族風呂は離れやロッジの宿泊客も利用するので混むかと思ったのですが、そうでもありませんでした。ここからの眺めはなかなか。手を加えていないという褐色の濁り湯は浴槽の大きさによって変化しますが、よく温まります。こちらの源泉は桂茶屋になっていましたが、近くでもあり大きな違いは私にはわかりませんでした。
食事は受付のある建物「風の音」でいただきます。朝夕とも同じ場所で、食事時間も決まっていて、その時間に出掛けます。女性料理長が作る創作料理はあらかじめ選ぶことができます。少し控えめな白樺の膳にしましたが、自家製こんにゃく、もち豚の豆乳しゃぶしゃぶなどどれも上品な味付けでおいしかったです。朝食も満足できました。朝はコーヒーのサービスがありました。
お風呂の写真

大分県玖珠郡九重町田野田野947−5 Tel.0973-79-2144

明礬温泉「岡本屋旅館」は創業明治8年、その前から明礬地獄で湯の花造りも続けています。駐車場に車を停めて向かった玄関はわりと新しく、そこから階段を登ったところにフロントと旧玄関だったと思われる出入口があります。そこから明礬地獄や岡本屋売店に歩いて行くことができます。お部屋は和室で、露天風呂付きの部屋もあるとのことでした。
お風呂はフロントのある階から違う階段を降りて向かいます。内湯は檜風呂と岩風呂があり、扉の外の階段を降りると庭園露天風呂があります。青く白濁した湯があふれています。冬はざぼんが浮かんでいて癒されます。飲泉も可能。男女入れ替えがないのがちょっと残念、男性の露天風呂の評判がいいので入ってみたかったです。
食事は朝夕とも明礬橋と別府湾を望む眺めの良い食事処でいただきます。テーブル席で、夕食はお品書きに沿って最初に説明があります。食前酒、小鉢、地獄蒸し温菜、お造り、鴨鍋、牛肉の地獄蒸ししゃぶ、鰆の若狭焼き、里芋万十、ごはん(山香米)、香の物、クロメの赤だし、地獄蒸しプリンというラインナップで地元の食材と地獄を利用したメニュー。スピードもよくお腹いっぱいでした。地ビールもいただけます。朝食も同じ席で、味噌汁の代わりは大分名物だんご汁でした。サラダ、茶碗蒸し、焼き魚、小鉢などこちらもおいしくいただきました。
宿泊すると関連施設の明礬地獄の入場券、岡本屋売店の地獄蒸し玉子の引換券がいただけ、明礬山の湯の家族風呂も利用できます。
お風呂の写真

大分県別府市明礬4組 Tel.0977-66-3228

「石山離宮五足のくつ」は天草にある温泉だけでなく空間を楽しむことのできる宿。ヴィッラA、B、Cがあり、すべてコンセプトの異なる離れ形式になっています。それぞれに露天風呂があり、その露天風呂が温泉。今回はOld天草をコンセプトにしたヴィッラAに宿泊したので、温泉は下田温泉でした(ヴィッラCのみ独自源泉だそうです)。いつでも好きな時に入浴できます。宿泊したA−1の露天風呂は石組みでした。このA−1はヴィッラ A/Bゾーンの一番奥にあります。建物の外観は和風で、玄関を入るとアジアンリゾート風のリビングがあり、キングサイズのベッド、クローゼット、バスなどがあり、案内の時以外はプライベート空間。お茶請けはオーナーのお母様手作りのよもぎ団子でした。
食事は個室形式の「邪宗門」でいただきます。天草の幸を生かした懐石料理で、食事の開始時間は自由に選べます。朝食も同じ部屋でいただきました。コレジオと呼ばれる建物はヴィッラAとBのレセプション、ライブラリー、バーがあり、オリジナルカクテルなどもいただけます。チェックインは15時アウトは11時です。
太夫バージョンはこちら
お風呂の写真 色々入浴シーンへ

熊本県天草市下田北2237 Tel.0969-45-3633

妙見温泉「妙見石原荘」は広い敷地に自噴する豊富な自家源泉の宿。高温の温泉を熱交換を使って空気に触れることなく新鮮なまま入れるように工夫されています。建物は本館と新館の石蔵、お風呂は自噴しているところからできるだけ近くということで敷地内に点在しています。玄関から一番遠くにある混浴露天風呂椋の木は脱衣所から下ったところ、川のそばに岩造りの浴槽があります。名前の通り大きな椋の木があり、泡付き抜群の湯。大浴場と貸し切り露天風呂は天降殿という浴場棟にあり、椋の木露天風呂に向かう途中になります。途中には足湯や飲泉所があり、棟内のリラックススペースにはお水やフルーツ紅茶、朝はコーヒーのサービスもあります。廊下の壁には今日の温泉の状況が掲示してありました。内湯はアートな壁面から湯が注がれ、広いガラス窓の外には天降川とその対岸が望めます。アメニティも充実していました。貸し切り露天風呂は無料の七実の湯と有料の睦実の湯があり、いずれも30分、フロントで申し込みをしておくと電話で連絡をいただけ、鍵をかけて入ります。あがった後は備え付けの電話で連絡をします。七実の湯は檜造りの浴槽で、日帰りの時間には女性用露天風呂として使われているそうです。お風呂はチェックインから24時まで(大浴場のみ23時まで)、朝は6時から利用できます。
チェックイン後ロビーで熊本名物しろくまが出ました。今回は本館のお部屋を利用しました。エレベーターに係の方は乗らなかったのに2階で扉が開くと待っていました(3階の時はダッシュなのでしょうか?)。和室と洋室の二間で、バスもついていますがこちらは温泉ではありません。冷蔵庫には石原荘コンビニとして缶ビールやジュースが入っていて、無くなったら補充もしてくれます。清算はチェックアウト時伝票を持参します。挽いたコーヒー豆もあり、案内後のお茶は自分で入れますが、水がいいのでおいしかったです。季節柄か冷蔵庫には冷茶も準備されていました。
食事は石蔵にある個室の食事処です。古いものをアレンジして作られた仕切りは部屋ごとに雰囲気が変わり、夜と朝は違うところに案内してもらえるようです。泊まった時の夕食は文月のおもてなし。前菜、天ぷら、お造り、蒸物、焼物などどれも上品で工夫されたものでした。食材は鹿児島産、器もすてきでした。メインはすっぽん鍋で、すっぽんは初めて食べました。ワインを頼んだ時リストの中から料理に合わせて勧めていただき、担当は若い男性でしたがちゃんとしているなと感心しました。朝食は部屋ごとに時間に合わせて準備される釜炊きのご飯、手作り豆腐やヨーグルトもおいしかったです。
チェックイン14時、アウト11時とのんびりできました。
お風呂の写真 色々入浴シーンへ

鹿児島県霧島市隼人町嘉例川4376 Tel.0995-77-2111

このページのトップへtop

HOME 温泉リスト 秘湯の宿 ご褒美の宿 お勧めの宿 新潟の宿
新潟の温泉 島根の温泉 色々温泉めぐり 温泉饅頭のページ 更新履歴 掲示板