■カラーイラスト編 >> at first/下書き/ペン入れ/彩色1/彩色2/彩色3/彩色4/取込〜WEB上にUP 

■背景と人物の下絵(左図上)ができたら、トレス台を使って水彩画用紙にペン入れ。トレス台の上に下書き、そのうえに画用紙を置くので結構見づらい。時々下絵を覗き込みながらペンでなぞっていきましょうー。

■下絵と画用紙がずれないように、紙のはじっこをホチキスでとめておくとよいと思います。メンディングテープでもいいと思いますが、粘着力が弱いとズレるので注意。

■水彩画用紙は色々種類があります。国産から外国製品までいろいろ。私もよく分かってません。
今使っているのは、スケッチブックで『COTMAN』水彩紙、サイズはF4、230g、NOT PRESSの中目、マルマンの製品(日本製)です。ど・ノーマルな紙。文具屋で取り扱ってます。

■左図のキャプションつけますね。

1, ミツワ マスケットインク(液状のコーティング剤)白抜きしたいところに筆でぬりぬりしておくと、絵の具を弾いてくれます。
2,HOLBEIN DRAWING INK(GREY/耐水性)
3,NOUVEL DESIGN INK(Sepia/耐水性)
4,マスキングシート(コーティングシート)1と使用目的は同じです。1より大雑把にマスクしたい時使用。1は細かいところ用。
5,かぶらペン(主線用)
6,丸ペン(ゼブラ/細部用)

■1と4は通常いりません。(きっぱり)インクの色は絵のイメージに合わせて使い分け。あまり厳密でないですyo

■ペン入れが終わったら、紙を画板に張り付けます。ガムテでオッケーです。色付きじゃない方がいいです、なぜなら、彩色の時目について邪魔だから。なのにこの時は色付き。しっぱい例。

このひと手間のメリットは、彩色時、水を吸った用紙がたわんだり巻いたりするのを和らげてくれることです。プロの中にはパネルに『水張り』(高校の時美術を選択された方以外は、御存じないかもですねこの用語)をする方もいますけど、木製のパネルなんて揃えられないわー、ということで。

※『水張り』>> ペン入れ済の用紙全体に、おおきな刷毛で水を塗ります。水が乾かないうちに木製パネル(裏に木枠付き)にぴしーっと留めあげてゆきます。この時、なるだけ用紙を四方に張って余裕のないように上下左右の枠に巻き込むようにホチキスでとめていく、というめんどくさい作業です。そして言葉だけの説明ではコツを伝えにくいのです。のおー。

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