■カラーイラスト編 >> at first/下書き/ペン入れ/彩色1/彩色2/彩色3/彩色4/取込〜WEB上にUP 

■仕上がったらスキャナで取り込みます。ちなみに、当方はえぷそんの複合機です。
設定は、WEB用>>〜150dpi、 オフライン原稿用>>350〜440dpi。
スキャニングの段階で特別なことはないです。

■ 取り込んだデータを、photoshop (R) elementsで開いて、画像解像度を調整します。(つうか今どきOS9とXのダブルスタンダードでやってます。e-Macって。)
最終的に上と下と右をちょん切って、782×674、解像度72(pix)で処理しました。

■ここまでおつきあい頂きましてありがとうございます。
こんな感じで、毎度ガチンコで苦しみつつ楽しいアナログ作業です。総作業時間は約8時間。構図〜下書きに1時間、ペン入れ40分ほど、彩色に5時間強、後処理に1時間。長くもなく、短くもなくの自己平均です。小さいカットでも2時間はかかる。(222アリスとか)年に一度くらい、2〜3日かけて仕上げることもあり。仕事じゃないのでタイムマネジメントはしてないのですが、だいたい把握していると計画たてやすいですよね、とくに入稿の〆切り前とか! 笑。

■デジタル絵主流の時代、ましてや素人の手法がどこまで参考になるのかはさておき、奪取村の生活をウオッチする感覚で楽しんでいただけたらなら幸いです。(御質問御意見はweb拍手のメッセージフォームを御利用くださいな。1回文字数50までオッケーです。)

スイ 2007/4/22

■番外
■初アリス本の表紙。乱雑拙劣極まりないですがあえて公開。道具は今と変わらないというのがあらゆる意味でおそろしい。色々諦めなくてヨカッタともおもう。笑。マーメイド紙特有の目の粗さが、ぼかし具合にあらわれているので、紙の紹介を兼ねて。

目が粗い紙の特徴は『にじみが豪快。たっぷり水を使って気持ちよく色をのせられる』かな? 細密描写よりも、地模様のニュアンスを生かした仕上がりに向いている。今市子センセのはとてもエレガントな仕上がりでため息。これは大雑把すぎー。(1997年作画/鉛筆、カラーインク)

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