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■肌の影に、今回パープル系グレーをすこし。(顎、首など)肌色が完全に乾き切る前にうっすら入れると、境界線の馴染みが溶け込むような効果がでます。濃い色は乾く一歩手前くらいにサッと。どこまで入れるか微調整しまくってます。(笑)

■で、影色でそのまま髪の彩色に突入。髪全体→おおまかな影→濃い色で髪の筋、更に濃い色で筋の影つけ、が基本手順です。グレー系に、すこし隠し味に濃いパープル系とか赤み系or青み系グレーをいれたり、トーンが同じの異なる色目(くすんだ薄荷色とか)を入れたりとかすると奥行きが出てきて好きですが、今回はわりとあっさりグレー系。
(左図は塗りの途中。もうすこし筆を入れます。)

■作業中パレット。

■インクも最初は水で薄めて使ってますが、塗りを進めるごとに水分が飛んで、濃色になってゆきます。濃くなった頃合を見計らって、影色に使っていくとスムースに作業が流れます。(影色作る必要ないしね)だいたい左図まん中の真ん丸お皿で混色してます。下の紙で、作った色の色を確認してます。同じ水彩用紙を使うのがベストかも。

■アリスにはあらかじめ下塗り段階で天使の輪を作っちゃいました、うふ。左図ではこれから髪の束感を出すべく重ね塗りするところ。(よくみたら肌色はみ出てますね。こんなの修正の範疇内なのできにしませーぬ)

■肌と髪と目ができたら次は服ですが、これこそ激しい戦いでして。濃色&広い面を塗る時は、せわしなく紙面に水分&インクをのせる作業を30〜40分くらい集中してやってます。(おかげで写真も撮れてません)

塗布面が乾くとにじみも、ぼかしも、影のエッジもつけられなくなりますから、慣れてない時は大慌て。慣れても焦る〜〜〜。筆づかいに慣れてない、とか、余所にはみ出るおそれがある、というときは、ペン入れの項目で紹介したマスキングを施して保護してみるのも安全策。(その時は、シートと紙に隙間が出来ないよう要注意ですよー)

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