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ローマ 3日目 写真をクリックするとスライドショーになります。


バチカン美術館へ
8月7日 快晴
いよいよ長年来の夢であったバチカン美術館へ。思えば昔、14年かけて修復されたミケランジェロの「最後の審判」の特集をテレビで見てから「絶対にここに行ってみよう」と思ったのがきっかけ。7時に起床してローマパスを購入後、テルミニ駅から満員の地下鉄へ。朝のローマの地下鉄の混雑は相当なもので、日本と変わらない。違うところはネクタイ姿のサラリーマン風の人間が皆無。みんな私服。混雑に気をとられているとなにやら横にいた嫁が騒ぎ出す。私のさげていた財布とパスポート入りのバッグが動いていると言う。私の正面に立っている男がスリだと言わんばかりに騒ぐ。するとその男はポケットの中に手を突っ込んでなにもとってないとジェスチャーした後、次の駅で降りて行った。その後、嫁の説明によるとその男の手が私のバッグのファスナーを少しずつ開けていたらしい。結局、ファスナーは数センチしか空いておらず被害はなかったが始めての経験であった・・・・それからの嫁は私のガードマンと化して、人ごみや怪しげな人物判断すると私のバッグの前を塞ぐのであった・・・・。

長蛇の列
8:40にバチカンに到着したところ予想以上の行列ができていた。ガイドブックでは一般客の入場は10:00からとなっていたが、実際には団体客と一緒に入場が始っていた。列の長さは300メートルはあったと思うが、スムースに流れて30分で入場できた。団体客と一般客の入口も一緒で、予約客のみ別の列が出来ていた。支払いを済ませてエスカレーターで2階へ。そこでオーディオガイドを借りるのに日本語が話せるスタッフが対応してくれて、クレジットカードを担保に2台借りる。クレジットカードはスキミング対応のビニール袋に入れてくれた。
館内
これから7Kmの行程のスタート。興味のないエリアは適当に見ながら進むが、それでもすごい展示数。ラファエッロの間で日本人夫婦と談笑していたら「あっちでおしゃべりしろ」とスタッフに怒られた・・・。およそ4時間後、ついに念願のシスティーナ礼拝堂へ。ここだけは撮影禁止。スタッフがうるさく警告を発していて、あまり気分は盛り上がらないが、会社のみんなに迷惑を掛けてでも来てよかったとつくづく思う。結構みんな写真撮っていた。
  
トラステヴェレ教会
余韻を残してバルベリーニのお気に入りのレストランでまた食事。初エスプレッソ、初ティラミス!ホテルに荷物を置きに帰ってクルクル回る116番の小型バスとトラムを乗り継いででトラステベレへ。トラステベレ教会ではミサをやっていて威厳のあるパイプオルガンを聞く。75番のバスでホテルへ。
ローマ 4日目
8月8日 快晴
再度、75番バスでバチカンへ。まずはクーポラに徒歩で登る。我ながら高いところが好きだねぇ・・・・。頂上からの眺めは素晴らしく、ローマ市内全体が見渡せる。クーポラの出口はそのままサンピエトロ寺院内部に繋がっていてそのまま入場。当然なのかもしれないがカトリックの総本山であるこの寺院は世界最大の規模らしい。写真撮影もOKで流石キリスト様は太っ腹。


ここで一つ発見したのはクーポラの屋根に70センチ間隔くらいで蝋燭の台がついていた。昔は蝋燭を灯していたのだろうが、一体何本必要だったんだろうか??恐るべしバチカン。
サンタンジェロ城を見て116番のバスに乗ると方向を間違ったらしく方々回った挙句、バチカンに戻されてしまう。気を取り直してバルベリーニのJTBで再度情報収集。カプリ島のレストランを予約してもらい、他のお薦めのレストラン ターゲットへ。このレストランはレプッブリカの三越そばにあり、リストランテの割には安くてお勧め。
スイス衛兵            ルドヴィカ・アルベルトーニ
三越でショッピングの後、嫁のリクエストで衛兵の交代を見にクイリナーレ宮へ。しかし、待てど暮らせど交代式は始らない。おそらくガイドブックとは違う時間になってしまったのだろう。残念。昨日見れなかったベルニーニのルドヴィカ・アルベルトーニの彫刻を見に再度トラステベレへ。この彫刻があるサン・フランチェスコ・ア・リーパ教会は自分以外には1人しか観光客がいなかった。教会も質素でミサが終わってから無料で入場。ゆっくり、じっくり鑑賞できた。駅のスーパーでサラダとワインを買って夕食。