グリチルリチン酸ジカリウム

グリチルリチン酸ジカリウムは甘草の根茎から抽出したグリチルリチン酸の誘導体でグリチルリチン酸2K、グリチルリチン酸K2とも表記されます。

グリチルリチン酸ジカリウムは、副腎皮質ステロイドホルモンと類似した構造を持ち、抗炎症作用や抗アレルギー作用、解毒作用などがあることが認められています。

医薬部外品原料規格にも掲載された成分であることから抗アレルギー薬や風邪薬のほか、慢性肝炎、ウィルス性肝炎、肝機能障害の予防や治療薬にも処方されることがあります。

皮脂の過剰分泌や乾燥により頭皮は炎症を起こしやすくなり、それに伴いフケやかゆみ、ニキビなどの原因となります。グリチルリチン酸ジカリウムは、これらを防ぐ目的で、多くの育毛剤や育毛シャンプーなどに配合されています。

特に女性の薄毛と相性がいいため女性用のシャンプーに配合されています。

このようにグリチルリチン酸ジカリウムによって髪の毛が生えてきやすくなる頭皮環境を整えることができます。